河瀬です。
創刊以来、『SHOES MASTER』の表紙、
巻頭ページの写真を撮り続けてくれている
写真家・松尾修氏の写真集の発売が決定した。
 
西端の街、長崎県佐世保の様々な側面を写真集として
発表していくサセボプロジェクトの第3弾、『HEAVY METAL』。

明日、8/19（金）より東京・表参道ヒルズの
「表参道 ROCKET 」にて同作品の展覧会も開催され
会場では写真集の先行販売も行われる。
 

期間：
8/19（金）〜8/31（水）
11:00〜21:00（日曜は20時まで、8/22は休館日）
場所：
表参道 ROCKET
東京都渋谷区神宮前4−12−10 表参道ヒルズ同潤館３F
03-6434-9059
http://www.rocket-jp.com/

※レセプションパーティー
8/19(金)19:00〜21:00

 

松尾修写真集
THE SASEBO PROJECT 03『HEAVY METAL』
 
写真と文：松尾修
アートディレクション：中村圭介（ナカムラグラフ）
デザイン：吉田昌平（白い立体）
発売元：日販IPS
発売日：2016年8月26日(金)
価格：4,500-円＋税
http://www.thesaseboproject.com/
 

 
今回のテーマは、
「巨大な造船所で働く男たち」。

松尾修は幼少期、
金網にかじりついて、巨大な船がプラモデルのように
作られる造船所を見て育った。

そこで目撃した造船所の男たちは、
異形の人々だった。

腰に様々な道具をぶらさげた男、
鉄仮面を付けた男、
ゴーグルとマスクと真っ白な作業服をガムテープで全身
に巻きつけた男など…

異世界に暮らす異形の男たちを
まるでSF映画や西部劇のアウトローを見るように
畏れと憧れの入り混じった気持ちで眺めていたそうだ。

あれから40年経った今、
ひとりの写真家として
彼は再び造船所に向かった。

 
ここには佐世保出身の松尾修にしか
撮ることができない、
彼らの生き様が切り取られている。