QUOTEのZX500

榎本です。フォトグラファーMさんの本日の足元は、ドイツのスニーカーコレクターQUOTEがデザインしたZX500。いいね！ 日本ではmita、styles、UNDFTDあたりで買えるようですが、ざっと確認したところ、すでに在庫僅少の様子。

QUOTEには個人的な思い入れもあって、昨年、Mさんと僕はベルリンにある彼のオフィスにお邪魔し、彼が所有するアディダスコレクションを取材しました。壁面のシューズ専用ラックにギッシリと詰まったヴィンテージアディダスは圧巻。その模様は現在発売中のアディダスの本『Sneaker Tokyo vol.4 addicted to “adidas”』にて紹介しています。

驚いたのは、日本とドイツではアディダスの捉え方が全然違うこと。日本ではスーパースター、スタンスミス、キャンパスといったコート系が人気だけれど、ドイツではランニング系が圧倒的主流。QUOTEも然りで、コレクションのほとんどはランニングシューズ。Mさんも僕もそれまではアディダスのランニングはノーマークだったけれど、QUOTEほか現地のアディダスマニアの取材を境にちょっと見方が変わりました。ZXとかエキップメントとかLAトレーナーとか、意外といいじゃん、と。

ところで、「QUOTE」の読み方について。日本では「クウォート」と表記されているようですが、現地では「クオータ」と発音されていたので、本のなかでもそう表記しています。別にどっちでもいいんですが、一応。

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