New Balance The other side of nB Vol.15
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SHOES MASTER Vol.25 page_206-207
The other side of nB Vol.15
Photo: Shimizu Kengo
MRT580 Navy, White
¥14,800+tax
MRT580
“Naotake Magara(A-1 CLOTHING)×
Yoshifumi Egawa(Hombre Niño)×
Shigeyuki Kunii(mita sneakers)”
“580 20th ANNIVERSARY”
¥14,800+tax
NBスタッフが語るリアルな裏話。
ニューバランスの裏側、B面旅行。
110th Anniversary
スニーカーカルチャーに於いてオリジナルモデルの持つ特徴や歴史的背景が重要視されることは、以前このコラムでも触れさせてもらいました。また、そこから派生した新しい商品提案が多いのも、特徴ではないでしょうか。 そんな温故知新を繰り返しながら進歩する中で、2016年は、ニューバランスにとって、110周年のアニバーサリーイヤーであり、様々なモデルがリリー スされます。先ずは、1996年にオリジナルモデルがリリースされてから今年で20周年となる“MRT580”(オリジナルはMT580)です。このモデルは、東京発信のスニーカーコラボレーションの先駆けにもなったモデルですが、そのオリジネーターである、真柄さん(A-1 CLOTHING)、江川(YOPPI) さん(Hombre Niño)、 ミタスニーカーズさんに、再び御協力頂いて、新たな アニバーサリーモデルをリリースします。かつての、ミタ × へクティクコラ ボ第2弾にあったトリコロールカラーをモチーフに、新たなトリコロールを提案して頂きました。ベースモデルは、“Revlite”を用いてシームレスなリエン ジニアリングでアップデートされた“MRT580T”です。参加頂いた皆さんが、新しく進化した最新“580”にも敏感に反応してくださり、ニューなバランスのトリコロールが出来上がったと思います。実は、このアニバーサリーモデルと一緒に限定カラーの2色がリリースされるのですが、その内のオールホワイトのカラーは、トリコと一緒に試作していたモデルでした。コラボとしては1色しか枠が無く、当初リリースする予定はなかったのですが、ドロップさせるには勿体ないと、アニバーサリー限定カラーモデルとして採用させてもらいました。バックタブのテープにトリコロールのディテールがあるのは、その背景を物語っています。
U320 blue ¥10,000+tax
MRT580T Gray ¥12,800+tax
ML2016 Black ¥20,000+tax
“580”以外にも、40周年を迎えた320の復刻もリリースされています。オリジナルは1979年にランナーズワールドで 五つ星を獲得したブランドを代表するモデルの1つです。また、新たに “ML2016”と言うニューモデルもリリースされました。このモデルは、東京デザインスタジオ(TDS)という、ニューバランスの中でも先進的なコンセプトにフォーカスした開発セクションなのですが、アジア製で最高峰のモデルを開発するコンセプトのもと、開発されたモデルです。1000番台等、過去の名品からインスパイアされたディテールを持ちますが、Nマークが非常に さりげないデザインになっており、新しいニューバランスのイメージを体現させています。このように、今年は、新しいモデルが目白押しです。過去を知るNBファンの方はもちろん、ニューバランスを知らなかったり、トライしたことの無かった方にも手に取ってもらい、文字通り、ニューなバランスのイメージが広がることを期待しています。
正能哲也(ニューバランス ジャパン商品企画課)
ニューバランス ジャパンでシューズの企画を担当。 ニューバランスの商品企画は、本社のアメリカ・ボストン、 イギリス・ロンドン、日本・東京の世界三拠点を軸に展開。その東京の中心人物であり、日本企画として正能氏が手掛けたシューズは世界中でリリースされている。
New Balance
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INFORMATION
(株)ニューバランス ジャパン
0120-85-0997