TIMAI OFFICIAL WEBSITE Renewal!
ブランド設立より
丸5年経ったティマイの
ウェブサイトがリニューアルしています。
TIMAI OFFICIAL WEBSITE
https://www.timai.jp/
ティマイといえば、
2017年7月7日(金)、アメ横センタービルに
TIMAI OFFICIAL SHOP “TIMAI”を
オープンさせています。
〒110-0005
東京都台東区上野4-7-8 アメ横センタービル2階4号
03-5846-8690
お店には今井タカシ氏本人が店頭に立って
接客しているので今井さんと「スニーカー談議」したい方も
上野にお寄りに際にはぜひ。
(行けない方はWebで購入できます)
今井タカシさんといえば、
本誌でインタビューしました。
丸5年経った心境はこちら。
via
SHOES MASTER Vol.27 page_224
The future of TIMAI
丸5年経った、TIMAIのこれから
シューズクリエーター今井タカシ氏がデザインを手掛けるティマイがスタートして丸5年が経った。マッドフット!の成功後、より自分らしい靴を求めてブランド名を新しく“TIMAI”と名付けた。2017年、今井氏は現在と未来をどう考えているのか?直接本人に聞いてみた。
INTERVIEW Takashi Imai(TIMAI)
―ブランドがスタートして丸5年。今の率直な気持ちは?
やっと5年、ようやく5年、 もう5年、まだ5年、まだまだ5年、ひとつの通過点 に過ぎない5年という区切りだが、思い返すと、なかなか一筋縄にはいかないものである。自らのシューズブランドを運営するという人生の命題に日々取り組む中で、もがき、奮闘し、葛藤しながら日々を紡いでいるので、実際の実感値として時間の感覚を自分の実体験を通してリアルに表現するならば 「暗中模索の道中の夢の途中5年目」とでも言うべきか。進む道は決して平坦では無く、明るくも無い。何処へ向かっているとも知らず、ただただ闇雲に、かろうじて前進だけはしているような気がしてる。シューズビジネスという荒波を如何に乗り越えていけるのだろうか、と考えに考えているが、答えなどなく、ひたすらがむしゃらに前を向いて走っている。
―スタート時に描いた5年後の自分と、今の現状は?
シューズビジネスを継続していることは、予想通りであるが、ビジネスの成長のスピードが遅すぎると感じている。スタート時にはブランド成長目標を大胆 にぶち上げてみるものだが、当初の予定とは程遠いのが現状。ただ目標設定はぶらさず、時間をかけて達成していく方向に舵を取り直している。
―今、自分が作りたい靴は作れているか?
シューズビジネスの制約のある中での表現の発露としての靴作りという意味においては、100%満足している訳では無いが、やれることはきちんとやっているので、作れているといえば、作れている。作り手のエゴを完璧な形にするのは、このビジネスにおいてはなかなか困難なこと。あくまでもマーケットに 受け入れられなくてはならないと考えている。そうすることで、ブランドが持続 できていき、自分の靴を作る環境を与えられる。逆に言えば、マーケットに拒絶されてしまえばその時点で、ブランドとしては消滅せざるを得ない。
―今、今井氏が想う「理想の靴」とは?
この仕事を選んで以来、作り手として理想とする靴とは、シューズ史に楔を打ち込めるような、後世にまで名を残せる名作。そんな靴を創造していきたいと思っているが、この世界の日進月歩は目を見張るものがあり、きっとやり続けていく中で、自分なりの究極の一足を見いだせるものと信じて邁進していく のみ。
―今後のティマイの展望は?
TIMAI LABO京都店がオープンから3年経ち、いよいよ本格的にオンリーショップ展開を全国に拡大していくタイミングになったと感じる。ブランドの世界観をしっかりと表現できる店舗開発をしていきたいと思っている。また、製品面に関しては、現状のコンフォートシューズをさらに進化させ、より履き心 地を追求し、より良い靴作りをモットーに、ティマイらしい靴を作り続けていく。
―5年後の今井氏は?
相も変わらずティマイブランドを通して靴について、あーだこーだ言いながら、大きな夢を語っていたい。世界戦略に胸を躍らすのもいいかもしれない。5 年後であろうが、10年後、20年後であろうが、やれるところまでティマイを続け、ライフワークの一環として、靴人生を成就させたい。あきらめなければ、 きっとなんにでもなれる。そしてその暁には、「我が靴人生に一片の悔いもなし」、と高々に宣言したいものだ。