SNEAKER SPEAKER Vol.13 at HIKO MIZUNO
ヒコ・みづのといえば、
昨年の7月に学校内で
スニーカースピーカーを開催しました。
改めてその模様を紹介します。
SNEAKER SPEAKER Vol.13
at HIKO MIZUNO (SHOES COURSE)
Talk session!
The future of shoes creators
今、シューズ業界に求められている人材とは?
シューズ業界のリアルな現状と未来を徹底討論
創刊時から取材をしているヒコ・みづのジュエリーカレッジ(シューズコース)で スニーカーシンポジウム、スニーカースピーカー(通称:スニスピ)が7月に行われた。今回のスニスピの主旨は、学生が将来働くことになるシューズ業界のリアルな現状と未来について、シューズ業界で活躍している先輩たちと「直接話ができる場」を提供すること。業界初のプロ・アマ交流会の模様を紹介する。
Photo: Masataka Nakada (STUH)
Text: Shin Kawase
パネリスト:国井栄之(mita sneakers)
パネリスト:今井タカシ(TIMAI)
ヒコ・みづのシューズコースの学生の中から、スニーカーが好きで、自分のブランド、スポーツメーカー入社を希望する学生25名が選抜され集まった。パネリスト、ゲストに向けられる真剣な眼差しが印象的だった。
今回のスニーカースピーカーは一般客を招待しない会だったが、シューズ業界関係者の見学希望が殺到したため関係者枠として参加してもらった。シューズセレクトショップをはじめ、国内シューズブランド、外資系スポーツブランドのスタッフ、米国スポーツブランドのデザインスタッフなど、そうそうたるメンバーが会場に集結。この業界初のプロ・アマ交流会に対する関心の高さを顕著に表していた。
ゲスト:鹿子木隆(RFW)
ゲスト:飯塚徹哉(buddy)ヒコ・みづのOB
ゲスト:小松理史(WALSH)ヒコ・みづのOB
ゲスト:小川博樹(MoonStar)
今回のスニスピの内容はすべて非公開のため、学生からリアルな質問が多数寄せられた。誌面では絶対紹介することができない質問にも、出演者はひとつひとつ丁寧に返答し、普段は語られることのないプライベートな質問にもすべて親身になって対応していた。後半には、見学していたシューズ業界関係者にまで質問が至り、各ブランドのスタッフから「今、シューズ業界に求められている人材についての現実」が語られた。
この絶好の機会を逃さぬよう、多くの学生が終始メモを取っていた。この会に参加したことにより、学生ひとりひとりが 自分の未来をより深く考えるキッカケになったことは間違いない。学生よ、自分を信じて大志を抱け!
About ヒコ・みづのジュエリーカレッジ
渋谷にある創立52年の専門学校。「シューメーカーコース」は2004年に設立。革靴・スニーカー・パンプス・ブーツなど、あらゆる分野の靴のデザインと制作を学び、海外のさまざまな有名靴ブランドや教育機関の協力のもと、国際的に活躍できるシューメーカーを育成している。
http://hikohiko.jp/shoes