2018 | 04.30 | Mon | 04:30

Reebok CLASSIC DMX evolved! via SHOES MASTER Vol.29

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リーボッククラシックの
DMXシリーズといえば、
本誌でも特集。

 

via
SHOES MASTER Vol.29
168-171_page
Reebok CLASSIC DMX evolved!
Photo: Kengo Shimizu
Text: Fumihito Kouzu

 

進化を遂げたDMXがシーンを席巻する。

 

1997年に登場した名作DMX ラン 10に搭載されていたことで知られる、リーボック独自のクッショニングテクノロジー、“DMX Moving Air Technology”。そのDMX ラン 10のDNAを継承しながら、アッパーに独自のデジタルニッティングテクノロジー“ULTRAKNIT”(ウルトラニット)を採用したニューモデル、DMXフュージョンが登場。フューリーライトやゾクランナーを超える話題作となりそうな雰囲気を醸し出している。

 

DMX FUSION NR
ソールに搭載されたエアポッド内の空気が着地時に圧縮され、別のゾーンのエアポッドへと空気が移動する。空気の移動を後足部→中足部、中足部→ 後足部と繰り返すことで、クッション性と安定性を両立したのがDMX Moving Air Technologyだ。NIGHT RUN PACKと名付けられたDMXフュージョン のオリジナルカラーは、ネオンチェリーのパイピングがポイントになっている。

ブラック/ホワイト/ネオンチェリー、ホワイト/ネオンチェリー 各¥15,000+tax

 



About DMX FUSION
ミタスニーカーズのクリエイティブディレクター、国井栄之氏が開発段階のミーティングに参加したというDMXフュージョン。ソールユニットは、DMX ラン 10をモチーフにしたデザインと なっているが、DMXテクノロジーがミッドソール部分に埋め込まれているため、足により近い場所でクッショニングの良さを感じることができる。アッパーにはデジタルニッティングテクノロジー“ULTRAKNIT”(ウルトラニット)を採用。フィッティングにも優れている。

 
 
About DMX
Shigeyuki Kunii(mita sneakers)
Interview
ミタスニーカーズ
クリエイティブディレクター 国井栄之
 

――ニューモデルDMX フュージョンの魅力と、 これから期待することを教えて下さい。
2016年末に、リーボックのヘッドクオーターがあるボストンで、DMX フュージョンの開発段階からフィードバックに参加させてもらいました。インラインモデルからリミテッドモデルに至るまで様々な企画に携わらせてもらえたことは 本当に光栄で貴重な体験でした。ニューモデルとしてリリースされるDMX フュージョンのコンフォート性はとても素晴らしいと思っています。加えて、そのアイコニックなソールユニットは、The Pumpテクノロジーや、ウルトラニット などアッパーのテクノロジーに注目が偏っていたリーボックのイメージを180° 覆すことのできるポテンシャルを持っていると思います。ヘキサライト以降に 発表されたソールユニットの中で、際立ってアイコニックなデザインを持つDMXにフォーカスするのは、今が絶好なタイミングだとも思います。

――DMXというテクノロジーは発表された当時、どんな位置付けだったので しょうか。
当時はエナジェアという名の最新テクノロジーとして、コンフォート1といった ウォーキングシューズなどに搭載され、1997年にリリースされたDMX ラン 10の登場とともに“DMX Moving Air Technology”(ディーエムエッ クス・ムービング・エア・テクノロジー)へと名称が変更されました。足が地面に接する度にエアポッド内の空気が圧縮され、異なるゾーンの間に押し込まれる事で安定性と優れたクッショニング性を提供してくれる。その革新性は他ブランドのテクノロジーと比較しても明らかに異質な存在でした。

――DMX ラン 10は、オリジナルの発売当時、どのような存在だったのでしょうか。
オリジナル発売当時はハイテクスニーカーブームを牽引するエポックメイキングとも肩を並べる存在でした。また、世界的ファッションブランド、アレキサンダー・マックイーンの創始者である同氏がキャットウォーク時に着用し注目を集めるなど、その近未来的なデザインがシリアスランナーだけではなくファッションシーンにおいても高い評価を受けました。 世界同時ローンチを大々的に行い、リージョンごとに異なるカラーリングが発表されるなど、プロダクトだけではなくマーケティング戦略においても新たなアプローチで話題を集めました。

 

DMX RUN 10
ホワイト/ノクターナルブルー/ネオンイエロー
¥18,000+tax

DMX FUSION HC
ホワイト/ラピッドテール/スカルグレーアイス
¥15,000+tax
 
1997年に発売されたオリジナルカラーをまとったDMX ラン 10が復刻。そのオリジ ナルカラーの配色をDMXフュージョンに落とし込んだのがDMX フュージョン HC。 HCは“Heritage Colors”(ヘリテージカラー)を意味している。より濃くDMX ラン10 のDNAを受け継いだと言えるモデルは、スニーカーフリークに支持されそうだ。

 
 


DMX RUN 10
ブラック/ホワイト
¥18,000+tax

DMX FUSION HC
ブラック/ホワイト/ピュアシルバー
¥15,000+tax
 
ブラックをベースにしたこちらもDMX ラン 10のオリジナルカラー、およびその配色をまとったDMX フュージョン HC。落ち着いたカラーリングゆえ、より個性的なフォルムが際立つ。 存在感がありながら、コーディネートしやすい点も魅力だろう。

 
 


About DMX RUN 10
1997年、日本ではハイテクスニーカーブームの後半にあたるタイミングでリリースされたDMX ラン10。DMX Moving Air Technologyによる快適な着用感、個性的な ルックス、そしてデザイナー、アレキサンダー・マックイーンがコレクションのキャットウォー クで着用したことも話題となり、人気モデルとなった。昨年20周年を迎えたことを記念 して復刻されたオリジナルカラーモデルがシーンを賑わせたのも記憶に新しい。

 

mita sneakers
http://www.mita-sneakers.co.jp/category/206.html

 

INFORMATION |
リーボック アディダスグループお客様窓口 0570-033-033
http://reebok.jp/

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