SMWeb SPECIAL About LACOSTE Shingo Arai (BEAMS) Interview 公開
via
SHOES MASTER
WEb SPECIAL
ウェブスペシャルのラコステ特集で
ビームス バイヤーの新井伸吾氏が登場。
特別な思い入れがあるというラコステについて
インタビュー取材を行った。
Voice of sneaker select shop
Shingo Arai (BEAMS)
About LACOSTE
スニーカーマーケットにおけるプレゼンスが急速に高まっていることを受け、全国のショップから注目される存在になっているラコステ。アトモス、ビリーズに続き、2019年秋冬コレクションからは、ビームスでの販売も決まった。なぜ今またラコステなのか?ビームス バイヤーの新井伸吾氏を取材した。
Shingo Arai (BEAMS)
INTERVIEW
新井伸吾 / ビームス バイヤー
–––個人的にもラコステに思い入れがあると聞きましたが
幼少期に母親がラコステに務めていて(笑)、小学校3年生から大学までずっとテニスをしていたので、生まれた時から知っているような特別なブランドなんです。※新井さんはインターハイ、インカレにも出場経験がある本格派
–––ビームスにとってラコステとは、どんな存在なのでしょうか?
ビームスにとってラコステは、僕がバイヤーになってからもその前からも、毎シーズン別注アイテムを展開しています。僕らはメンズカジュアルですが、ビームスボーイであったり、ビームスF、ビームスゴルフなど各セクションから別注がリリースされ、ビームス全体でも核となる存在ですね。ですので、お客様にもお馴染みのブランドということになります。
–––どんな方がビームスでラコステを購入していかれますか?
これだけ多くのセクションで取り扱っているため、本当に幅広い層のお客様からご支持をいただいています。歴史とアイコンのワニロゴのパワーを本当に強く感じます。
–––ラコステの魅力とは何でしょうか?
やはり歴史があることですね。6月にラコステさんのご招待で、フランスで行われたフレンチオープンとフランス工場を見学させていただいたんです。僕が一番興味があったアーカイブ資料室までもお邪魔させていただきました。今着ているブルゾンのエンブレムも全てラコステのアーカイブを参考に作っているんです。
たくさんの歴史があるぶん、様々なスタイルにとても相性がよくどんなスタイルにもハメられるというか。ストリートブランドの代表格シュプリームとのコレクションが、より若い層の方々にラコステを浸透させたことは間違いないと思います。クラシックにもストリートにも本当に振り幅が広いことが現状の武器、魅力に繋がっていると思います。
–––2019年の秋冬コレクションからようやくフットウェアを取り扱うことに?
ずっとオファーはしていたのですが、なかなか上手くリンクすることができなくて。そんな歯痒い時間を経てやっと今回、ぼくらのテーマにぴったりなシューズに出会えました。やはりシューズがあると、ストーリー性もグッと強まりますし、お客様へもコレクションの世界観をスタイルを通して伝えやすくなります。
–––“COURT SLAM”(コートスラム)をピックアップしたそうですね
アッパーのデザイン、ソールのボリューム、シューズの持つ雰囲気全てが、今回僕らが提案するスタイルにハマりました。特にボリュームのあるシューズが個人的にも気分だったのと、ラコステのコート系スタイルでこのボリューム感はとても新鮮に映りました。迷うことなくコートスラムをピックしました。
–––カラーリングも気に入っているそうですね
シルエットも魅力ですが、このカラーリングにもやられました。ホワイトにはガムソール、ラコステを代表するグリーンとネイビーはどれも捨てがたく、ビームスでは3 色をピックアップしました。この3色なら僕らのコレクションのみならず、定番アイテムとの相性もピッタリだと思います。
–––コートスラムをどんな方に履いてもらいたいですか?
現状のビームスのお客様には、ラコステというブランドはある程度知れ渡っていると感じています。でもそれはあくまでウェアの話でシューズに関しては全くの未開拓状態です。ぼくはこのことが逆にチャンスだと思っているんです。ウェアからでもシューズからでも両軸でラコステの世界観を伝えられる。クラシックスタイル、ストリートスタイル、全てのお客様のコーディネートの選択肢のひとつにラコステが挙げられて、ファッションを楽しんでもらえたらと思っています。
INFORMATION
ビームス 原宿
東京都渋谷区神宮前3-24-7 1F・2F
03-3470-3947
http://www.beams.co.jp/shop/h/