2021 | 10.03 | Sun | 08:17

HOKA ONE ONE “BONDI X” Running impression by Masahiro Minai (Runners Pulse)

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SHOES MASTER
Web SPECIAL
 
先日発売されたホカ オネオネの
ボンダイ エックス。
果たして実際に走ってみた感じは
どうなのだろうか?
本誌兄弟誌であるランナーズパルスの
南井正弘編集長に走ったみた感想、
ランニングインプレッションを改めて紹介する。
 


Running Image Photo
Photograph courtesy of :Deckers Japan G.K.
 

Running impression
by Masahiro Minai (Runners Pulse)

 

Masahiro Minai (Runners Pulse)
南井正弘 / ランナーズパルス編集長
 
2021年9月現在、ホカ オネオネのボンダイは第7弾のボンダイ 7が展開されているが、ボンダイは同ブランドのラインアップにおける最も衝撃吸収性能に優れたマキシマムクッショニングのオンロード向けシューズ。これまでにいくつかの同シリーズのプロダクトを履いてきた。今回トライすることとなったボンダイ エックスはボンダイの系譜にあるが、ミッドソールにカーボンファイバープレートを内蔵したモデルで、ベースとなるボンダイシリーズの高いクッション性はそのままに、ソフトでバランスのとれた履き心地を追求。実際に履いてみると、マシュマロクッショニングと形容される同ブランド独自のクッション感は保持しているものの、オリジナルのボンダイほどのフワフワした感覚はない。走り始めると、着地時の安定性を特に感じられ、メタロッカー構造による蹴りだしまでのサポートも確保している。とても快適な走り心地で、「このシューズだったらいつまでも走っていられるなぁ…」と思えるほど。これまでボンダイで走るときに自分にとって最もピッタリだと思えたペースはKm/6分20秒ほどであったが、今回のボンダイ エックスの場合、そのペースはKm/5分50秒ほど。このあたりは新たに採用されたカーボンファイバープレートが着地安定性だけでなく、推進力向上にも貢献していることが理解できた。重量がある程度あるので、極端に速いペースでの走行には向いていないと思うが、L.S.D.などのゆっくりペースだけでなく、様々なランニングトレーニングに活用できる1足だと思う。またボリュームたっぷりなシルエットは足元のアクセントにも最適で、ライフスタイルシーンにおいて活躍することは間違いなく、個人的には濃い目のデニムやF.C. Real Bristolのストレッチパンツとコーディネートしようと思う。
 
南井正弘(みない まさひろ)
「Runners Pulse」編集長、フリーライター。スポーツシューズブランドの製品担当として10年勤務後ライターに転身。「SHOES MASTER」を始めとした多数の雑誌やウェブ媒体においてスポーツシューズ、スポーツアパレル、ドレスシューズに関する記事を中心に執筆。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。「楽しく走る!」をモットーに、ほぼ毎日走るファンランナー。ベストタイムはフルマラソンが3時間52分00秒、ハーフマラソンが1時間38分55秒。

 

HOKA ONE ONE Category: Road Running
BONDI X
Men’s Color: White/Evening Primrose
¥30,800

HOKA ONE ONE
https://www.hoka.com/jp/

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