2022 | 04.17 | Sun | 08:36

HOKA VOLCANIC LIGHTNING PACK at Orange Akihiro Horinishi (Orange)Interview

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SHOES MASTER
Web SPECIAL
Photo: Kazumasa Takeuchi(Ye)
 
今週寒かったので
ようやく春到来って感じですね。
 

本誌最新号とウェブスペシャルで特集した
ホカのボルカニックライトニングパックが
和歌山のアウトドアショップ、オレンジと
アトモスのみで只今絶賛発売中。
 

オレンジ マネージャーの
インタビューノーカット版も紹介。
 


About HOKA
Akihiro Horinishi (Orange)
堀西晃弘 / オレンジ マネージャー
 

–––いつ頃からホカを展開しているのでしょうか?
3年位前になります。3年半、4年ぐらい前にボンダイが目に留まって、すごくいいなと思ったんです。それからホカのスタッフを訪ねて、ぜひやりたいとお願いしました。当時は、うちのようなアウトドア専門店の取り扱いがなかったそうですが、アウトドアに対する親和性もあると思っていただけて、ボンダイを中心にお取引させてもらうようになりました。

–––スタートから今までのセールス状況はいかがですか?
コロナとかありましたけど、全体的に調子はいい感じですね。オレンジのシューズジャンルではトップセールスに入るブランドになります。最初はボンダイから始まって、マウンテンであればトゥ ウルトラ。最近ではカハがすごく人気がありますね。

–––オレンジではどんな方が購入されていますか?
オレンジはアウトドアのキャンプ用品専門なんですけど、アウトドアギア館とアパレル(スニーカー)館が完全に分かれています。ホカを購入される方は、フィールドに出てキャンプ、アウトドアというよりも、お洒落な方でタウンユースのファッションアイテムとして選ばれる方、価格も高額になるので、履き心地の良さにも付加価値を見出す、こだわりのある方が多いですかね。8割がメンズ、2割がレディースになります。

–––スニーカーフリークの堀西さんから見たホカとは?
ファッションスタイルにも合わせやすいし、履き心地が抜群にいいという印象です。僕が初めて足入れしたのがボンダイなんですけど、独自のソール形状で一歩踏み出すときの、足出の良さというか、歩きやすさが何とも言えない感じで。やはり下り坂に強い構造的なメタロッカーシステムが効いていると実感しました。今でも普段履きはボンダイで、フィールドに出るときはソールの踵が出っ張ったテンナイン ハイクを履いています。テンナイン ハイクを初めて見た時「何だ、この靴?」ってびっくりしましたけど、履き慣れてくるとフィールドでの安心感がやっぱりすごいんです。そして、リカバリースライドは場所に関係なく履いていますね。

–––オレンジにとってホカとはどんな存在でしょうか?
シューズジャンルではトップのセールスを誇るブランドです。オレンジではホカがなくなると、正直、シューズの売上はほぼなくなるぐらいの絶対的エースみたいな存在です。

–––ホカの魅力を一言で言うと?
他のブランドとは違う絶対的な履き心地の良さ。僕の足のラスト(足型)に合っていることもありますが抜群の安定感ですね。

–––他ブランドと比べてホカの優れている所は?
メタロッカーシステムによる足の踏み出しの良さですかね。そういう独創的なアイデアも含め、履き心地を追求して、どこにもない唯一無二な履き心地を味あわせてくれるのがホカの優れている所だと思います。

–––ホカのコンペティターといえば?
スイスのブランド、オンですかね。この春からオンの取り扱いを開始するんですけども、オレンジの中でもいいライバル関係になるんじゃなかと思ってます。オレンジのお客さんでは、ホカを履いて来られる方が多いですが、最近ではオンの着用率も結構高くなってきたので。

–––今季オレンジでボルカニックライトニングパックをピックアップした理由を教えてください
アトモスとオレンジのみで販売させてもらうパックになります。ソールが派手と言えば派手なんですけど、こういった個性的な感じのデザインって他のメーカーではなかなかないので。火山の熱をイメージしたオレンジ色だったのでオレンジ同志っていうことも多少ありました(笑)。オレンジのお客さんだとリカバリースライドをもうすでに購入されている方が多いので、このオレンジのデザインだったら2足目として提案しやすいし、リカバリースライドとホパラはすごく人気があるんですけど、ブラック一辺倒の所があるので、そこにちょっとこういうニュアンスを差せたらなと思いました。
 

HOPARA
Blue Graphite / Persimmon Orange
 


ORA RECOVERY SLIDE
Blue Graphite / Persimmon Orange
 

–––今後のホカに期待することは?
斬新なコンセプトや他にはないデザイン、カラーリングなど個性的な所がホカオネオネのいい所だと思うので、今後もホカらしい唯一無二な斬新なアイデアをし続けてもらえたらと思います。

–––読者に一言メッセージをお願いします
スニーカー業界の中では、我々はかなり異色なメンツだと思うんですけども、これを機にぜひもっとアウトドアに興味を持っていただけたら嬉しいです。アウトドアに行くとスニーカーが汚れちゃうんですけど。オレンジのアパレル館は和歌山ですけど、大阪市内のなんばパークスにもお店があるので、大阪、関西方面に来られた時とか関西方面に住んでる方はぜひ一度足を運んでいただければと。そして、時間があれば和歌山のほうにも一度来てください。

堀西 晃弘
和歌山県橋本市出身。中学1年生でスケートボードを始め、エメリカを履いて毎日スケートに明け暮れる日々を送る。それと同時にスニーカー熱に火が付き、1995年のナイキ エア マックス 95に憧れ、通販店舗に手当たりしだい電話を掛け倒して奇跡的に定価で購入できた幸運の持ち主。高校卒業後、車関連企業に就職。15年務めた後、地域活性化を目的にオレンジの立ち上げメンバーとなり、2016年にオレンジをスタート。現在はマネージャーとして活躍中。今までのスニーカー所有足数は300足超。子育てを機に大半を処分したが、ナイキ エア マックス 95だけは今でも家宝として大切に保管され、発売が延期されたアディダスのアディマティックを心待ちにしていた。

Orange
和歌山県伊都郡かつらぎ町妙寺488-4
0736-26-8888(アパレル館)
Shop hours 11:00 – 19:00
 

https://www.shop-orange.info/c/brand/b-h/gr959
 

https://www.atmos-tokyo.com/brands/hokaoneone

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