2022 | 12.23 | Fri | 08:00

About PATRICK New Face Shun Kusagaya(mita sneakers PR) Interview

このエントリーをはてなブックマークに追加

 
via
SHOES MASTER Vol.38
198-199_page
CLOSE UP “BRAND” NEW ITEMS
Photo: Yuta Okuyama(Ye)
 
パトリックといえば、
本誌春夏号でミタスニーカーズの
新たな顔、草ヶ谷 駿氏に
インタビュー取材したことを思い出す。
改めてその記事を紹介。
 
 


草ヶ谷 駿(くさがや しゅん)
1994年、静岡県静岡市生まれ。小学校2年生からサッカーをはじめ、高校までサッカー部に所属。パラメヒコを愛用していたこともあり、プライベートでもプーマ クライドを購入しスニーカーに目覚める。国内外のスニーカーショップからヴィンテージものに至るまで、様々なショップに恵まれていた環境の影響もあり、更に幅広いスニーカーに興味を持つようになる。地元企業に3年勤めた後、2015年にはミタスニーカーズで働くことを決意し上京。2020年からPRを担当している。
 

PATRICK MARATHON
 

ミタスニーカーズでも存在感を増す、
130周年を迎えたパトリック。
 
今年で130周年を迎えたフランス生まれのパトリック。昨今はディアスポラ スケートボーズとのコラボレーションでスニーカーファンのみならず、スケーターや若い世代にもファン層を拡大。パトリックは今、ミタスニーカーズでも存在感を増しているそうだが、それはなぜなのか?ミタスニーカーズの次世代を担う草ヶ谷 駿氏に聞いてみた。(インタビュー取材:2022年7月下旬)
 
About PATRICK
Shun Kusagaya(mita sneakers PR)
Interview
草ヶ谷 駿 / ミタスニーカーズ プレス
 

–––パトリックが好セールスを続けていると聞いています
はい、ずっと順調ですね。各メーカーがコロナ禍の影響(海外工場の封鎖)を受けていて大変な状況が続いていますが、モデル数やデリバリーに変動や遅延もなく、需要と供給のバランスが保たれていて、絶えず安定しているのがパトリックです。日本製ということが功を奏した所がありますね。なので常に店頭で面をキープできて売り上げをきちんと確保できる、コロナ禍でも頼もしいブランドなんです。あらためてブランド力の高さを実感しています。

–––安定してパトリックが支持されている理由は何でしょうか?
例えば代表的なモデル、マラソンに見られるように、ひとつのモデルのカラーバリエーションがすごく豊富なんです。新しいモデルが多くリリースされるというよりは、同一モデルでニューカラーや素材違いがとても多くて。素材の質感も良く、一足に対しての作り込みが丁寧で、しかも安定的な供給量がある。いつ来ても買えるという安心感がお客様にもあると思うんです。それは販売する僕らとしてもとても大きいことですね。

–––パトリックのコンペティターといえば?
オニツカタイガーですかね。ロープロファイルなモデル群も多く、年齢層も近いのかなと。ただ、圧倒的に違うのは、オニツカタイガーは海外の方、特にアジア諸国に人気なのですが、パトリックは圧倒的に日本人が多い。なので「パトリック=日本製」が正しく認知されれば、海外の方の捉え方も変わるのではないかと。パトリックの魅力のひとつとして、日本製っていう信頼感は絶大なので。

–––年齢層は?
ミタスニーカーズで一番多いのは、30代中盤から40代の方かなと思います。男女比は半々くらいです。若年層(20代)は、ディアスポラとのコラボレーションモデルを通じてパトリックを知るきっかけになったと思います。おかげで来客数も少し増えました。

–––ミタスニーカーズで特に人気が高いモデルは?
パトリックは、どれかひとつが突出というよりも、どのモデルも平均的に売れている感じですね。特徴としては、同じモデルの素材違いを再度購入される方や、カラーバリエーションが豊富なので同一モデルの違う色を購入される方など、圧倒的にリピーターが多いです。あとは、たまたまお店に来店された方が、結果的にチョイスするブランドがパトリックだったというケースも多い。年配の方でも、すごく小綺麗なおじさま、おばさまっていらっしゃるじゃないですか。物に対してすごくこだわりを持っていて洗練された方が。そういう方の足元を見るとパトリックだったりすることが多いですよね。それとパトリックを履いている方が皆さん口を揃えて言うのは、とにかく履き心地が良いって言うこと。店頭で接客している時も「この靴、すごく履き心地いいのよね」って会話が多いです。

–––今季、ミタスニーカーズで展開するモデルを教えてください
マラソンの定番カラーはもちろんですが、アウトドアに着想を得たカラーにも注目していて、リピーターのお客様に新鮮に受け取ってもらえるようにチョイスしました。あと、フラットなソールが特徴的な自転車用シューズのサイプール。新しいお客様、またパトリック好きな方の中でもシェアを広げていきたいので「パトリックにこんなモデルもあるんだ」というニューモデルは絶対に必要なので毎回選ぶようにしています。

–––今後のパトリックに期待することは?
ミタスニーカーズのお客様の中でパトリックが常に選択肢のひとつになって欲しいっていう思いがあります。パトリックはもともとサッカースパイクで有名だったスポーツブランド。なので、本来のルーツを生かしながら様々なストリートカルチャーとリンクするようなモデルがこれからも増えたらうれしいですね。ディアスポラとのコラボレーションみたいに。そしたら、違うブランドを見に来たお客様にもパトリックを紹介できる機会が増えると思うので。
 

mita sneakers Recommendation Model
 

MARATHON
FORST
¥15,400
 

MARATHON
LODGE
¥15,400
 

CYPOOL
¥19,800
 
mita sneakers
東京都台東区上野4-7-8 アメ横センタービル 1,2F
定休日:第三水曜日
03-3832-8346
https://www.mita-sneakers.co.jp/collections/patrick
 
INFORMATION 
カメイ・プロアクト 
03-6450-1515 
https://patrick.jp/
 

pagetop