Photo : Kazumasa Takeuchi (STUH)
Osamu Matsuo (STUH)
Edit & Text : Shin Kawase
Cooperation : mita sneakers

le coq sportif
2019 Spring & Summer
Action / reaction
“LCS TR &LCS R 1921”

1882年にフランスで誕生した老舗スポーツブランド、ルコックスポルティフが2019年に新たなテーマを掲げた。“アクション/リアクション”。それは、未開の市場へ向け、プロダクトデザインの領域を超え、新しい答えを生み出す。今こそ未来を想い描き、一歩先へ行動することだった。そのテーマのもと生み出されたプロダクトを紹介する。

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LCS TR OG LE “mita sneakers Direction” 
LCS R 1921 “mita sneakers Direction”
LCS TR
LCS R 1921 TR

LCS TR OG LE ”mita sneakers Direction”
Release on January 19, 2019

 

LCS TR OG LE “mita sneakers Direction”

2019年のアクションは1月19日のこの日から始まった。1997年にリリースされたクロストレーニングシューズ、LCS TRがミタスニーカーズ・国井栄之氏のディレクションにより待望の復刻を果たしたのだ。国井氏といえば、ルコックスポルティフのエウレカが約10年振りに復活を果たした時の立役者であり、2013年から共に歩み続けているブランドのキーパーソン。LCS TRは、足を包み込みホールド性を促す設計が施されたアッパー構造を始め、後足部の安定性を向上させるリアスタビライザーやテトラポットブロックアウトソールを搭載することでタウンユースにおいても高評価を受けた逸品。1997年当時のディテールを復刻再現しながら、現代のテクノロジーでブラッシュアップさせたのがLCS TR OG LE。スペックは向上させているが、カラーリングは1997年にリリースされたオリジナルカラーを採用。当時を懐かしむスニーカーファンから現代のスニーカーヘッズまで、幅広くフィットする一足として発売された。発売後、ミタスニーカーズ全体の中でもヒットモデルとなり、好セールスを記録している(サイズによってはすでにソールドアウト)。年始に起こした渾身のアクションは、最高の結果、リアクションを残した。
16,000円+税

 

LCS R 1921 “mita sneakers Direction”
Release on February 16, 2019

 

LCS R 1921 “mita sneakers Direction”

続いてのアクションは2月16日にリリースされた、LCS R 921をさらに進化させたLCS R 1921。LCS R 921は、国井氏自身が設計に携わり、2017 年に発売されたモデル。LCS R 1921は、ミタスニーカーズのディレクションにより1990年代の名品、LCS R 1000のアッパーデザインをベースにしながら、新設計のラストによりフィット感を向上。またチャンキーソールに変更しながら重さを感じさせない快適なソールに仕上げたモデル。90年代にリリースされていたルコックスポルティフのテニスウェアからインスパイアされたカラーリングで春らしく仕上げられた一足。
13,000円+税

 

LCS R 1921 TR
Release on March 2, 2019

 

LCS R 1921 TR

ミタスニーカーズのディレクションにより2月にリリースされたLCS R 1921が装いを新たに再登場。ニューカラーは、ブルーメッシュ&グリーンと、セルリアンブルーメッシュ&ショッキングピンクの2タイプ。1990年代にアメリカのヒップホップカルチャーに支持された名品、LCS R 1000のアッパーをベースに、90年代のトレンドにインスパイアされたポップかつビビッドなカラーリングが独特。どちらもホワイトとブラックがベースながら、鮮やかな色合いでテクニカルなルックスを引き立てている。
12,000円+税

LCS R 1921 TR / Cerulean Blue Mesh & Shocking Pink

LCS R 1921 TR / Blue Mesh & Green

Sales Store:
atmos, BACKWOODS, BILLY’S, BOSTON CLUB,
KICKS LAB., mita sneakers, OOTW, UPTOWN、
le coq sportif avant HARAJUKU
le coq sportif avant MARUNOUCHI
le coq sportif avant NIHOMBASHI
le coq sportif avant MINATOMIRAI

 

LCS TR
Release on March 9, 2019

 

LCS TR

ミタスニーカーズのディレクションにより誕生し、スニーカーフリークの間でも話題となったLCS TRのニューカラーが登場。LCS TR は、1997 年に発売された高機能クロストレーニングシューズの復刻進化系モデル。90 年代の雰囲気を携えた懐かしさのあるルックスと、現代のライフスタイルが求める機能性の融合が追求された2019年春夏コレクションの渾身の一足。
その開発は、ラスト(足型)への再設計から始まり、素材は着地の衝撃を緩和する EVA 、クッション性と通気性に優れた高機能素材のオーソライトを使用するなど細部まで見直されている。LCS TRは、オリジナルモデルのシルエットはそのままに、履き心地は現代版にアップデートされたハイスペックモデル。
12,000円+税

LCS TR / Beige, Purple, Emerald Green

LCS TR / White, Emerald Green

Sales Store:
atmos, BACKWOODS, BEAMS, BILLY’S, BOSTON CLUB,
KICKS LAB., mita sneakers, OOTW, UPTOWN、
le coq sportif avant HARAJUKU
le coq sportif avant MARUNOUCHI
le coq sportif avant NIHOMBASHI
le coq sportif avant MINATOMIRAI etc.

 

le coq sportif
2019 Spring & Summer
Action / reaction
Recommend Model

PLUME II

ルコックスポルティフのブランドのルーツのひとつであるフットボールカテゴリーの歴史を紐解き、2018年に誕生したプリュームX。快適な履き心地をさらに追求し進化したプリュームIIが登場。独創的なデザインと機能で多くのフットボールプレイヤーに愛されたスパイクシューズの流れを汲むアッパーに、ラバーで覆われたミッドソールの中心部にEVAを使用し軽量性とクッション性を向上したソールユニットを融合。また、ラスト(足型)自体も見直して日本人の足に合うように設計し直すなど、随所にアップデートが施され完成した一足。ネイビー、レッド、ブラックの3色展開。
9,000円+税

MONTPELLIER.JP (Made in Japan)

ベーシックなデザインで長年に渡って愛されているルコックスポルティフの代表作、モンペリエの日本製モデル。最大の特徴は、創業 100 年以上の歴史を持つ老舗タンナーの山陽が、姫路工場で原皮の処理から仕上げまで一貫して生産したジャパンレザーをアッパー素材に使用していること。 ライニング全面に足当たりの良いピッグスキン(豚革)、インソールには通気性とクッション性に優れたオーソライト素材、アウトソールには軽量で衝撃吸収性に優れる発泡ラバーが採用されている。タン、ブラック、ホワイトの3色展開。
16,000円+税

le coq sportif
2019 Spring & Summer
Action/reaction
Recommend Stylig

LCS TR / LCS R 1921 TR

左 / Pants : SAVE KHAKI UNITED
右 / Socks : RoToTo / Pants : PROPS STORE ANNEX

PLUME II / MONTPELLIER.JP

左 / Pants : BIG JOHN
右 / Pants : OMNIGOD
Stylist : ryohei mizuno

About le coq sportif

1882年に誕生した仏国で最古の総合スポーツブランド、ルコックスポルティフ。その特筆すべき点は、多くのトップアスリートから高い支持を集めたのは勿論のこと、他ブランドにはないデザインテイストを有し、独特なカラートーンで世界各国のアーティストやファッショニスタなど、ストリートカルチャーシーンで時代をリードしたキーマンに愛されたことだ。具体的には1987年、米国のラッパー・LL・クール・Jが“I Need Love”のPVで全身ルコックを着て反響を呼び、これが1990年代前半にヒップホップ、ストリートシーンでルコックスポルティフが支持される礎を築くことになった。同じく1987年に誕生し、長い沈黙を破って2013年に日本で復刻されたのが現在のアイコンモデル、エウレカである。当時、レディースの展開はあったが、メンズは約10年間ほとんどリリースがなく、日本の市場から姿を消していた。エウレカを復刻させ、ブランドをリスタートさせる復活劇を日本スタッフが企てていた時、その復活劇に感銘を受け、エウレカの共同プロジェクトに名乗りを挙げたのがミタスニーカーズの国井栄之氏だった。ブランド名のルコックとは、雄鶏のことで鶏はフランスの国鳥。鶏をブランドのロゴに使用することを唯一許されたルコックスポルティフは、その歴史、伝統、品質を証明する証でもある。
SHOES MASTER編集部

INFORMATION
デサントジャパン株式会社 お客様相談室 
フリーダイヤル 0120-46-0310
www.lecoqsportif-jp.com
Instagram : @lecoqsportif_jp

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