Photo : Masataka Nakada(STUH)
Edit & Text : Shin Kawase(SHOES MASTER & SNEAKER SPEAKER)

MIZUNO "KAZOKU" now and the future
~ミズノのニュープロジェクト"KAZOKU"の現在と未来~

7月14日土曜日の夜、東京・新宿のビームス ジャパン3Fでスニーカースピーカーが開催された。17回目となる今回のお題は「今、世界のスニーカーファンから注目を集めるミズノのニュープロジェクトの"KAZOKU"の現在と未来」について。いつものスニーカースピーカークルーに加えて、フランスから来日したスペシャルゲスト、マイケル・デュポイ氏とDJビジーP氏、ビームスの新井伸吾氏を日本代表に迎えてトークセッションが行われ、会場は超満員。その熱くも和やかな雰囲気で行われた特別な夜をレポートする。

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SNEAKER SPEAKER Vol.17
Do you know MIZUNO“KAZOKU”?
at BEAMS JAPAN

出演
パネリスト : 国井栄之(mita sneakers)
ゲスト : マイケル・デュポイ(CLUB75&ALL GONE)、新井伸吾(BEAMS)
サポート : 山口昌利(MIZUNO)
ナビゲーター : 河瀬 真(SHOES MASTER)
DJ : ビジーP(Ed Banger Records)

DJ : Busy P(Ed Banger Records)

SNEAKER SPEAKER Vol.17
Do you know MIZUNO“KAZOKU”?
at BEAMS JAPAN

2012年7月にスタートし、17回目を迎えたスニーカーについて語り合うシンポジウム「スニーカースピーカー」。会場の東京・新宿のビームス ジャパン3Fにはオープンの2時間前から長蛇の列。行列の中には、大阪など遠方から駆けつけたという人もいて、ミズノのニュープロジェクトの”KAZOKU”の期待値を顕著に表していた。会場がオープンになると場内はすぐに満員。その足元には”KAZOKU”モデルが多かったのが印象的だった。トークの内容は、「なぜ?ミズノの企画に参加することになったのか?」から始まり、ミタスニーカーズとミズノの”ウエーブ ライダー 1 ノーボーダー”誕生秘話も明かされた。その後、今後発売されるコラボレーションモデルのコンセプトが説明された。終始和やかなムードの中、公の場では決して語られることがなかった裏話も飛び出し会場を沸かせた。

Shigeyuki Kunii(mita sneakers)
国井栄之(ミタスニーカーズ クリエイティブディレクター)
東京・上野のスニーカーショップ、ミタスニーカーズのクリエイティブディレクター。世界プロジェクトのコラボレーションモデル・別注モデルのデザインはもちろん、国内インラインのディレクションまで手掛けているスニーカー番長。今まで所有したスニーカーの累計足数は、5,000足を超え、7年前に今井タカシ(TIMAI)、河瀬 真(SHOES MASTER)と3人でスニーカースピーカークルーを結成。スニーカー業界を盛り上げるため日々奮闘している。

Michael Dupouy(CLUB 75&ALL GONE)
マイケル・デュポイ(クラブ・セブンティーファイブ オーナー&オールゴーン編集長)
クリエイティブ・エージェンシーLa MJC代表。La MJCが1年に1度発行している書籍“ALL GONE”は、その年のストリートカルチャーを独自の目線で編集したストリートカルチャーバイブルとして世界中で注目も集め、“CLUB 75”は、彼が仲間のペドロ・ウィンター、イラストレーターSo Meの3人で手掛けるパリ発のファッションブランド。今回のコラボレーションモデルも彼によって手掛けられている。

MIZUNO “KAZOKU” PROJECT Vol.4 “La MJC” WAVE RIDER 1(7月15日発売後即日完売)

MIZUNO “KAZOKU” PROJECT Vol.5 “CLUB75” COURT SELECT (7月21日発売)

スニーカースピーカーの後半には、「コラボレーションしてみて分かった他ブランドにはないミズノの魅力とは?」と参加者全員にマイクが向けられ、ゲストによって全く異なる印象が語られた。ミズノの引き出しの多さと技術の高さを再認識することになったが、逆に問題点も浮き彫りとなり、今後の改善が求められる有意義な意見も出された。

Shingo Arai(BEAMS)
新井伸吾(ビームス バイヤー)
両親ともにアパレル会社勤務という家庭に生まれ育った影響で小学校2年生からスニーカー、ファッションに目覚める。同時にテニスを始め、高校、大学ともにインターハイ、インカレに出場した実績を持つ。ビームスでは、数々のメーカーとのコラボレーションモデルを担当。シューズマスターの特集「次世代のスニーカーシーンを担う人」の選考を機に数多くのメディアに登場。今まで所有したスニーカーは足数(累計)1,500足を超え、スニーカーだけでなく、ファッションも語れる稀有な存在として注目されている。

最後に「日本を代表するブランド、アシックスとミズノの違いとは?」と問われたミズノのプロダクトマネージャーの山口氏は、その違いを専用の器具を使って明確にし分かりやすくプレゼンテーションを行った。会場の人たちは、ミズノの象徴であるミズノウエーブの解説を興味深く聞き入っていた。

 

Masatoshi Yamaguchi (MIZUNO)
山口昌利(ミズノ プロダクト マネージャー)
1993年、ミズノ株式会社へ入社。約13年の営業経験を経て、2005年からシューズの企画担当者に。その後10年に渡ってサッカーを中心とした競技シューズの企画を担当。2009年、”試合の流れを決めるキック”を可能にするイグニタスシリーズで日本代表メンバーの本田圭佑選手とサッカースパイクの共同開発を手掛け、他にもソニックシリーズ、モレリアネオなどの企画を推進。2016年からは新たなカテゴリーとして立ち上げたスポーツスタイルを担当している。

今回のスニーカースピーカーの特典として、来場者だけ特別に“KAZOKU”第4弾、“La MJC”ウエーブ ライダー 1が先行抽選販売され、コラボレーションを手掛けたマイケル・デュポイ氏本人がその抽選券を引いて会場を盛り上げた。先行抽選販売以外でも“KAZOKU”関連グッズのプレゼント抽選会も行われ、ウエーブ ライダー 1 OGモデルや“KAZOKU”Tシャツがプレゼント。また、ミズノと契約しているニューヨーク・ヤンキースの田中将大選手の直筆サインボールまで振舞われ、大いに会場を沸かせた。その後、イベント終了までマイケル・デュポイ氏のサイン会が行われ、時間の許す限り気さくにサインに応じるマイケル氏の姿があった。

 

スニーカースピーカーの翌日に発売された“KAZOKU”第4弾“La MJC”ウエーブ ライダー 1は、ミタスニーカーズ、ビームス ジャパン、ミズノ大阪茶屋町店ともにショップオープンの1時間後、午前中にはすべて完売。“KAZOKU”恐るべし。今回のスニーカースピーカーは、ミズノの新しい未来を肌で実感させられたイベントになった。この最後に撮った家族写真が何よりもそれを証明していると思う。今後の“KAZOKU”プロジェクトにも期待したい。

MIZUNO “KAZOKU”
now and the future
Release Schedule
(July – September)

 

MIZUNO “KAZOKU” PROJECT Vol.4 “La MJC” WAVE RIDER 1 (7月15日発売後、即日完売)

MIZUNO “KAZOKU” PROJECT Vol.5 “CLUB75” COURT SELECT (7月21日発売)
展開店 : MIZUNO OSAKA CHAYAMACHI

MIZUNO “KAZOKU” PROJECT Vol.6 “Patta” SKY MEDAL (8月25日発売)

MIZUNO “KAZOKU” PROJECT Vol.7 SKY MEDAL OG (9月上旬発売予定)

MIZUNO “KAZOKU” PROJECT Vol.8 COURT SELECT OG (9月下旬発売予定)

MIZUNO “KAZOKU”
Continue to the future!

INFORMATION
MIZUNO1906
http://www.mizuno.jp/mizuno1906/
ミズノお客様相談センター
0120-320-799

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