2015 | 10.27 | Tue | 05:55

France of basic sneakers “spring court”

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MG6468
 
via
SHOES MASTER Vol.24 page_182-183
France of basic sneakers “spring court”
Photo: Kengo Shimizu(STUH)
 
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日本でようやく“spring court”(スプリングコート)が再スタートを切った。
スプリングコートといえば、フランスが生んだ名テニスシューズブランドであり、
様々なアーティストにも愛されるファッションアイテムでもある、という2つの顔を持った稀有なブランド。
熱烈なファンも多いことから、編集部のみならず、今後の展開に注目が集まっている。
 
 
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G2 Classic Canvas

スプリングコートの顔と言える定番モデル、G2クラシックキャンバス。テニスシューズとして誕生したG2は、
ソールサイドの内外に4つずつの穴を空けているベンチレーションソール(特許取得)で通気性の良さが一番
の特徴。インソールはアーチサポートのついた厚手のもので、テニスのハードな運動でも、ぴょんぴょん跳ねる
バネ(spring)のような履き心地を提供。またインソールにはミントの香りもついている。
¥9,000+tax カメイ・プロアクト㈱ 03-6450-1515
 
 
logo-Spring-Court
 
About “spring court”
スプリングコートは、1936 年にフランス・パリで革命的なテニスシューズを
開発したことで誕生したブランド。名前の由来は、シューズを履いた人々が
“スプリング(バネ)のきいた靴で飛ぶような感覚だ!”と賞賛。
<Spring>はバネ、<Court>はテニスのクレイコートという意味で命名。
設立当初より、プロテニスプレイヤーへのサポートを開始し、全仏オープンの聖地、
ローラン・ギャロスで多くの優勝者を生み出した。その後、さらなる快適さを追求し、
ソールの脇に4つのエアベントを設けた土踏まずをサポートするインソールを加え、
優れた通気性を実現した現在の定番モデル「G2」を開発し、歴代のクレイコート
チャンピオンを輩出した。1960 年代になると、お洒落な若者達にファッション
アイテムとして支持されるようになる。アーティストをはじめ、各界のオピニオン
リーダーからも注目され、ビートルズのアルバム「アビイ・ロード」で
故ジョン・レノンが着用しているのは、有名なエピソードとして今も語り
継がれている。スプリングコートは、ファッショントレンドに左右されることなく、
普遍的なデザイン性とテニスからインスパイアされた「フェアプレイ精神」で
古き良きフランスのエスプリを今もなお受け継いでいる。
 

まだ販売店舗が少ないらしいが、
東京だと伊勢丹新宿店メンズ館6Fで購入できる。
今後の展開に期待したい。

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