BROOKS & BROOKS HERITAGE “FOW6&Renshaw”
via
SHOES MASTER Vol.27 page_170-171
BROOKS
King of Running Shoes Brand
Potential of BROOKS & BROOKS HERITAGE Part4
Photo: Kazumasa Takeuchi(STUH)
今回も取材を担当してもらった
本誌兄弟誌『ランナーズパルス』南井正弘編集長に
パフォーマンスとヘリテージのカテゴリーから
それぞれ1足をピックアップしてもらった。
Photo: Kazumasa Takeuchi (STUH)
Performance Category
“FLOW6”
BLK/GRY ¥10,000+tax
走ればわかるさ!「今季の1足 ランニングシューズ編」
自分とブルックスのフローとの付き合いは初代モデルからだから、かれこれ5 年以上となる。最初に履いたフローの初代モデルは鈍重な感じがしたので、「これはあくまでゆっくりペースに走るときにしか対応しないなぁ」と思い、それよりも同じナチュラルランニングを標榜していた軽量で速いペースに向くコ ネクトのほうに自分は惹かれた。それから数年が経過して、昨年リリースされたフロー5の評判が高いので、さっそく試したところいい意味で驚くことになる。かつてのフローのイメージとは全く異なり、軽量で速いペースにも充分対応していた初代コネクトのイメージにそっくり。さらにデザインもカッコよく、現在はアメリカのランニング専門店におけるNo.1セールスブランドに君臨するように、ランニングシューズ専業ブランドとして知られるブルックスだが、かつては野球、テニス、バスケットボールといった他のスポーツにも参入していた。そしてブルックスヘリテージでは今春よりテニスシューズを現代に蘇らせることを決定。かつてビョルン・ボルグとともに一時代を築いたジ ミー・コナーズが同社のテニスシューズを着用していたように、その機能性 には定評があった。そんな輝かしい歴史を誇るブルックスのテニスデル昨今のスポーツシューズの値上げラッシュを考えると格安の税抜¥10,000 という価格も嬉しかった。そして今季発売のフロー6は前作で感じたクッション性と軽量性、そしてフィット性の高さをワンランクアップさせることに成功。特にアッパーのフィット感の向上は、個人的に嬉しい点であった。前作でロックンロールマラソンシアトル大会ハーフマラソンの部を走ったが、このシューズもハーフマラソンくらいの距離を速めのペースで走っても、脚へのダメージはあまりないだろうし、エネルギーのロスも最小限だと思う。
南井正弘
Heritage Category
“Renshaw”
WHT/NVY ¥13,000+tax
履けばわかるさ! 「今季の1足 カジュアルシューズ編」
現在はアメリカのランニング専門店におけるNo.1セールスブランドに君臨するように、ランニングシューズ専業ブランドとして知られるブルックスだが、かつては野球、テニス、バスケットボールといった他のスポーツにも参入していた。そしてブルックスヘリテージでは今春よりテニスシューズを現代に蘇らせることを決定。かつてビョルン・ボルグとともに一時代を築いたジミー・コナーズが同社のテニスシューズを着用していたように、その機能性には定評があった。そんな輝かしい歴史を誇るブルックスのテニスモデルがストリートシーンに復活するのだ。現在はテニスシューズを始めとしたローカットのコートシューズは、ランニングスタイルのクラシックモデルよりも足元に適度なボリューム感を与えてくれることから老若男女問わず良好なセールスを記録しているが、今回紹介するブルックスヘリテージのレンショーも、デニムやチノパンツetc.あらゆるタイプのボトムスと相性がよく、暖かくなったらショーツと合わせるのもよいだろう。
南井正弘
INFORMATION |
ブルックス カスタマーサービス 0800-800-2380
http://www.brooksrunning.co.jp/