via SHOES MASTER “GEL-MAI” ASICSTIGER
アシックスといえば、
2017年秋冬からアシックスタイガーの三本柱、
ゲルマイ、PTG(ポイントゲッター)、ゲルライトが
出揃った。
本誌(9/30売)で掲載した特集を紹介する。
via
SHOES MASTER Vol.28
130-131_page
Photo: Kazumasa Takeuchi(STUH)
ASICSTIGER
GEL-MAI,
GEL-PTG,
GEL-LYTE
今季注目するべき3つのGEL。
今春、待望の復刻を果たしたゲルマイ。発売日に即完売するショップもあり、ゲルライトⅢやゲルライトⅤが牽引してきたアシックスタイガー人気をさらに加速させた。この秋冬 は、ゲルマイのマテリアルバリエーションの登場、名作コートシューズをベースにしたゲルPTGのリリース、そして初代ゲルライトの復刻に注目したい。
Text:Fumihito Kouzu
GEL-MAI G-TX
今春復刻したばかりのゲルマイに早くもゴアテックス採用モデルが登場。お気に入りのシューズを悪天候時にも気軽に履くことができるのは、スニーカーフリークにとっては嬉しい限り。アスファルトに馴染むカラーリングも好印象。人気モデルのゴアテックスバージョンは完売が予想されるだけに、気になる方は早めの入手を。
ALUMINUM/BIRCH,PEACOAT/BLACK
¥17,000+tax
About GEL-MAI
1990年代後半にリリースされたゲルマイ。当時の開発者が各所にヒアリングを行った結果、血行障害をなくすには静脈と神経を押さえないようにすることが重要(足の内甲側に静脈が集中している)であると考え、アシンメトリックなデザインを採用し、ハトメを外側にふったのだという。オリジナルよりもスマートなシルエットになっている復刻モデルは、90年代の香りを 感じさせつつも現代のファッションシーンにマッチするスタイルだ。ミタスニーカーズとのコラボレーションモデルが話題になったゲルマイは、今シーズンも見逃せない存在。
GEL-MAI KNIT
ゲルマイの特徴であるアシンメトリックのアイレットステイやミッドソールデザインはそのままに、アッパーにニット素材を採用。よりフレキシブルで、足へのフィットを感じるモデルが誕生した。カジュアルスタイルはもちろんのこと、モードな雰囲気のコーディネートにも映えるモダンな印象の仕上がりは、“新たな”ゲルマイと呼ぶにふさわしい。
CARBON/EVENING SAND,GLACIER GREY/BLACK
¥20,000+tax
About GEL-MAI
Shigeyuki Kunii (mita sneakers)
ゲルマイは、90年代のアシックスの話題になると必ずと言って良いいほどキーモデルとして挙げられるエポックメイキングです。リリースされた当初から日の目を浴びていたかと言われるとそうではありません。ミタスニーカーズでも販売していたのですが、セルスルーは思うように伸びなかったのが実状でした。その後ワゴンセールになってから、先鋭的な目を持った今で言うファッションコンシャスなスニーカーヘッズたちが、単純に「このスニーカーかっこいい」と言う理由で買い始め、一気に火がついたんです。復活したゲルマイは当時を知っているユーザーからすると懐かしいプロダクトですが、今回のリローンチで知ったスニーカーヘッズたちにはフレッシュに映っています。単純な復刻ではなく、“fuzeGEL”(フューズゲル)を搭載するなどのアップデートを加えたことが、多くのユーザーから受け入れられた理由のひとつだと思います。国井栄之(mita sneakers)
mita sneakers
http://www.mita-sneakers.co.jp/category/44.html