2018 | 11.23 | Fri | 06:49

SERGIO TACCHINI × BILLY’S ENT “RAINBOW 90 BILLY’S”

本誌最新号で紹介した
セルジオタッキーニとビリーズの
コラボレーションモデルが
いよいよ本日発売される。

via
SHOES MASTER Vol.30 page_235
Photo: Kazumasa Takeuchi(STUH)
SERGIO TACCHINI
Resurrection!
Restart from 2018 FW

SERGIO TACCHINI × BILLY’S ENT “RAINBOW 90 BILLY’S”

About SERGIO TACCHINI
Keita Sato(BILLY’S ENT)
Interview

ビリーズエンター
プレス佐藤敬太

――セルジオタッキーニに注目した理由、その魅力を教えてください
セルジオタッキーニの80年代、90年代を感じさせるレトロな雰囲気、イタリアブランドならではのカラーリングや適度なボリューム感が目を引きました。ボテっとした丸みのあるコート系のテニスシューズに注目していたので、タイミング良くお付き合いが始まりました。改めてその魅力を聞かれると、やっぱりレトロ感のあるデザインじゃないですかね、個人的にも高校生の時にテニスウェアを買って着てた思い出のブランドでもありますし。決して王道ブランドではなく、マニアックなブランドなんだけど、独特な世界観を持った魅力あるブランドだと思います。個性的な人や人と同じことが嫌いな天邪鬼的な人が好む傾向があると思うし、一度見たら忘れられないSTのロゴマークもオリジナリティがあっていいですね。

――もうひとつの“レインボー90 ビリーズ”についても教えてください
こちらもベースモデルはテニスシューズで、テーマはカラーリング。アッパー素材は、ピッグスエードを採用したビビットなワントーンカラーでソールには人気のガムソールを使ったモデル。90年代当時のシューズ・テニスウエアに使われていたレインボーロゴ（サイド部分）とDリングも単色だったものをカラーバーに変えてインパクトがあって目を引く一足にしたつもりです。あと、細かいのですが、ガムソールの色味とアッパーのスエードの発色にはこだわっていまして、3回やり直してようやくこの色に落ち着きました。派手なピンクとグリーンにしたのは、普通に白とか黒では面白くないし、セルジオタッキーニらしくない。個性的な人が好む独特な世界観が魅力のブランドなので、思い切ってこの色に仕上げました。セルジオタッキーニを知らない若い世代にぜひこの機会に手に取って履いてほしいと思っています。もちろん、懐かしいと思う世代の方にもまた新鮮な気持ちで履いてもらいたいですね。

SERGIO TACCHINI × BILLY’S ENT
BENCHCOAT

今回のコラボレーションでは、
レインボー90 ビリーズに合わせた
ビリーズ完全別注のベンチコートも
一緒にリリースされる。