HOKA ONE ONE Design Director MATTHEW HEAD Interview
via
SHOES MASTER Web SPECIAL
HOKA ONE ONE
About
HOKA ONE ONE
New Model
“CARBON X”
我々が新たに開発したカーボン エックスは、
ホカ オネオネが誇る最新テクノロジーを
一足に結集したプロダクト
HOKA ONE ONE
Design Director
MATTHEW HEAD
Interview
マシュー・ヘッド
ホカ オネオネ デザイン ディレクター
我々が新たに開発したカーボン エックスは、ホカ オネオネが誇る最新テクノロジーを一足に結集したプロダクトです。ソールユニットに内蔵されたカーボンファイバープレート、進化したメタロッカー構造が、従来にないレベルの推進力を提供してくれます。メタロッカー構造は、そのゆりかご状の形状によって着地から蹴り出しまでのスムーズな動きを実現してきましたが、カーボンファイバープレートをアウトソール寄りに配置することで、これまで以上に足の動きとしっかりと連動するようになり、推進力を増すことを可能にしました。また、このカーボンファイバープレートを搭載することで、これまでのホカ オネオネのシューズよりもメタロッカー構造の形状を、長くキープすることができる効果もあります。カーボン エックスは、100kmマラソンと50マイルの世界記録を目指した「プロジェクト カーボンエックス」において、すべてのランナーが着用したように、トップアスリートに対応するプロダクトですが、エリートだけでなく、フルマラソンでいえばサブ3.5、サブ4レベルのランナーでも履きこなすことが可能で、幅広い層のランナーが、自身の持っているパフォーマンスを最大限発揮できるシューズとして開発しました。カーボン エックスに採用されている、スピードとクッションを両立する“PROFLY™X”(プロフライ X)を用いたソールユニットは耐久性もキープしており、カーボン エックスを履いて長距離練習で走り込んで、レースに出走しても問題ありません。またEVO カーボンロケットとの違いを聞かれますが、前述のように、カーボン エックスが全く新しい機能を一足に結集して、フルマラソン以上の距離を走るのに向くのに対し、EVO カーボンロケットのほうは既存のホカ オネオネのテクノロジーを応用し、フルマラソン以下の5kmや10km、ハーフマラソンのような距離に適しているというように、それぞれ異なったコンセプトで開発されています。