About KARHU Shinji Kai(BILLY’S ENT Manager) Interview
全国で緊急事態宣言が解除されましたね…
第2波が懸念され、まだまだ予断を許さない状況ですが、
各々のスニーカーライフを楽しんでください。
弊誌が少しでもお役に立てれば幸いです。
昨日のカルフに続き、カルフネタでもうひとつ。
早くからカルフのポテンシャルを認め展開している
ビリーズのマネージャーの甲斐 慎二氏にインタビュー取材した
記事(本誌最新号で掲載)を紹介する。
Voice of sneaker select shop
BILLY’S ENT
About KARHU
Shinji Kai / BILLY’S ENT Manager
Comment
甲斐 慎二 / ビリーズエンター マネージャー
–––いつからビリーズでカルフを販売されているのでしょうか?
2018年の春夏コレクションからです。なので丸2年になりますね。
–––ビリーズにとってカルフとは、どんな存在なのでしょうか?
ビリーズの中だと落ち着きのある店舗にすごくマッチングするブランドです。モデル数が少なくてもフェイス映えがするというか。だからスペースがあって、ゆっくり見せられる店舗に置くと存在感があって引き立つんです。例えば、渋谷店、京都店、熊本店とか。そういうお店には必ず置くようにしています。決して勢いのある売れ方はしませんが、シーズンの最後にはすべて売り切れているのがカルフなんです。
–––どんな方がビリーズでカルフを購入されますか?
ファッションに自分のこだわりのある方で比較的に年齢層が高い方が買っていかれます。30~40代位ですかね。色々なブランドを履いて知り尽くした方とか、素材感もいいので素材や色、ディテールにこだわる方に好まれるブランドだと思います。
–––カルフの魅力とは何でしょうか?
北欧ブランドならではの絶妙なカラーリングに尽きますね。他のブランドでは出せない色を出してくるし、日本人には絶対にない個性がある。そこは本当に魅力がありますね。派手な色を使っているんだけど嫌味がないし、上品ですよね。あと素材の選び方や使い方もいいんです。ピッグスキンを使ってより発色も良くしているこだわりも見えます。ヨーロッパのセレクトショップにはよく置いてあるのも納得します。
–––2020年春夏は、レガシーとフュージョン2.0をピックアップしていますが、その理由は?
個人的にレガシーが好きなんです。形もそうなんですけど、やっぱりカラーリングに一番の重点を置いて選ぶようにしています。落ち着いたカラーリングよりもあえて派手なカラーリングを選んだり。地味な色だとカルフらしさがあまり出ないんですよね。
LEGACY
Golden Rod / White
¥15,800+tax
LEGACY
Bayou / Jet Black
¥15,800+tax
LEGACY
Barbados Cherry / White
¥15,800+tax
FUSION 2.0
Buckthorn Brown / Bright White(Left), Rainy Day / Bright White(Center),
Campanula / Bright White(Right) ※Limited Model
¥15,800+tax
–––カルフをどんな方に履いてもらいたいですか?
色んな人に履いてもらいたいのですが、やっぱりファッションにこだわりのある大人の男女に履いてもらえたら嬉しいですね、ウィメンズサイズも展開しているので。配色も含めて本当にお洒落な人でないと履きこなすのは難しいと思いますけど、普段スニーカーを履かないお洒落な人は逆に手を出しやすいじゃないかと思っているんです。グレーのスラックスにカルフを持ってくるとか。淡い色のカラーリングではっきりした派手さではないので、カジュアルすぎないので履けるのもカルフのいい所だと思うんです。どうしても年齢を重ねると全体的にモノトーンになりがちなので、足元だけでもカルフを持ってくると、いつもと違ったいい雰囲気になるのではないかと思っています。
–––今後のカルフに期待していることは?
時代に流されない今の独自のスタイルを頑固に貫いて欲しいですね。世の中のトレンドに合わせないでいい稀有なブランドだと思うので。このままのスタンスで淡々と続けて行ってほしいです。派手なカラーリングから順番に売れていくという不思議なブランドなので。
BILLY’S ENT
https://www.billys-tokyo.net/shop/c/c102133/