2020 | 06.21 | Sun | 05:46

About PUMA FAST RIDER(1980) Voice of Masahiro Minai(Runners Pulse)

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

プーマからファスト ライダーを
ベースにしたフューチャーライダーと
スタイルライダーが続々とリリースされているが、
1980年に登場したプーマ ファスト ライダーとは
どんなシューズだったのか?

 

via
SHOES MASTER Web SPECIAL
Photo: Masataka Nakada(STUH)
 

ファスト ライダーに思い入れが深い本誌兄弟誌、
ランナーズパルス編集長の南井正弘氏に
発売された当時の話を聞いた。
 

FAST RIDER(1980)Dead stock
 
 
Voice of Masahiro Minai(Runners Pulse)
ファスト ライダーの復刻を歓迎するスニーカーフリークは少なくない。自分もその一人だ。このモデルとの最初の出会いは1980年。その当時のほとんどの少年がそうであったように実際のシューズではなく、雑誌の誌面上だった。二股に分かれた突起ソールを敷き詰めたフェダーバインソールは、着地時の衝撃を横方向に逃がし、その力を反発性としてランナーに返す。そんな文面が鎌倉書房の『スポーツシューズブック・カタログ825』というムックに掲載された広告に書かれていて、「どんな履き心地だろう?いつか履いてみたい!」と思ったが、現実は買えたとしても1万円を超えるファスト ライダーではなく、同じフェダーバインソールを採用しつつ、買いやすい価格を設定したSMライダーのほうだということは、中学生ながら理解していた。結局は他のシューズに興味が移り、ファスト ライダーもSMライダーも履くことなく40歳を超えたある日、ファストライダーの復刻を知る。今から10年ほど前のことだ。1万円しない希望小売価格で、完成度も高かったから、手に入れて独特のクッション性を堪能したのも懐かしい思い出。今回の復刻版も手に入れたように、お気に入りのプーマのひとつだ。
南井正弘(Runners Pulse編集長)

 


PUMA OFFICIAL CATALOG(1980)
ファストライダー登場時の日本のカタログ。ファストライダーの特徴である円錐型スタッドのドン・ソール、衝撃を分散する二股に分かれたスタッドのフェダーバインソールについて、詳しく説明されている。当時の価格は18,000円だったようだ。
 
 

PUMA FAST RIDER OG(2020)
¥9,000+tax

 

FAST RIDER OG
PUMA BLACK-VIBRANT ORANGE
¥9,000+tax

 
BILLY’S ENT
https://www.billys-tokyo.net/shop/g/g6007860002046/

pagetop