About Slyde Teppei Sugimoto(H.L.N.A) via SHOES MASTER Web SPECIAL
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SHOES MASTER
Web SPECIAL
Photo: Masataka Nakada(STUH)
昨シーズン、本誌に初登場した
H.L.N.Aが手掛けるボードスポーツを
背景にしたブランド、スライド。
スライドのフットウェアを
もっと知るためにキーマンを取材。
そのインタビュー記事を紹介。
About Slyde
Teppei Sugimoto(H.L.N.A)
株式会社H.L.N.A
セールス事業部 本部長
杉本哲平
–––まず、スケートパークも運営しているんですよね、スライドだけじゃなく
はい。スライドと共にお台場と東静岡にスケートパークを運営しています。そこで2013年から、小学生、中学生が大半を占めるスケートスクールをやっています。会員の子供たちは、サッカーや野球、テニスなどと同じスポーツの延長線上としてスケートボードを捉えているんです。スタート当初はそのことに本当に衝撃を受けました。自分たち世代のスケートボードは、カルチャーやファッションが先行して、イメージとかノリから入るというか。不良と言ったらあれですけど、悪いイメージも含めた独特なスケートカルチャーが存在していました。でも、スクールに参加してくれる子たちには、そのノリみたいなものはほとんどなくて、時代は変わっていたんです（苦笑）。最近は、親御さんたちを含めてスポーツとしてのスケートボードをやらせているという空気感がすごくありますね。
–––そうなんですね、スケートの捉え方、価値観が変わっているんですね
東京五輪の影響などもあって、スケートボード、サーフィン、スノーボードっていう横乗りスポーツのひとつとして認知され、そういう状況の今、スケートやりたいって子供が、いきなりスケートショップに入って、店員さんと話をして道具を買って初めてトライするって、初めてサッカーボールを買って公園で蹴るよりも、かなりハードルが高いと思うんです。
–––そうですね。スケートボードのプロショップは、初心者の方にとって敷居が高いイメージがあるかもですね
そうなんですよ。若い世代の裾野を広げるという意味では、なかなか厳しいものがあるかなと正直思ったんです。なので、そういう昔ながらのノリじゃなく、いわゆるスポーツとしてスケートを始めるための「入門/初心者からコア層までカバーできるシューズ」を作ろうと思って始めたのがスライドフットウェアなんです。なので流通も、いわゆる部活上がりの子たちが登竜門として通ってくるスーパースポーツゼビオさんに注目してオファーさせてもらったんです。現在では全国のスーパースポーツゼビオさんで展開させてもらっています。
–––そういう経緯でスライドのフットウェアを始めたんですね
はい。東京五輪の影響で、スクールに通う子供たちは金メダルを獲った堀米雄斗君は憧れで、またスケート女子チームに顕著にみられた、敵と味方関係なく仲良くて健闘を称えあう姿は子供たちにとってヒーローなんです。スライドの原点は、スポーツのスケートボードを楽しむ子供たちに届ける靴としてだったんです。今では、スケートボードをスポーツとして始める人からスケートボードを楽しむ人すべての方に合わせたシューズになっています。
–––これからどんな人にスライドを履いて欲しいですか？
理想になってしまいますが、スケートボードを楽しむ人、初心者からコア層まで皆、そして、スケートカルチャーやファッションが好きという方に履いて頂きたいです。色んな意味で、スケートボードが更に盛り上がるといいなと思います。
杉本哲平プロフィール
東京都町田市出身。小学校から高校までサッカー部に所属。中学2年当時、渋谷でエア マックス狩りが横行する中、ナイキのフットスケープに衝撃を受け、米国出張が多かった父親に頼んで購入する。高校2年生でサッカーを挫折。その時、父親の知り合いの湘南サーファーと出会ってサーフィンに目覚める。大学進学後は、バイト代をすべてハワイ旅行につぎ込み東京⇔ハワイのサーフィン三昧の生活を送る。卒業後、大手IT会社に入社。研修期間中の営業で3,000人中3位の成績を収める。入社1年目にして社内最高報酬を受け取ったが、社内の嫉妬に耐えられず7ヶ月で退社。その後、ハワイでの生活を経て、H.N.L.A.に入社。現在は、セールス事業部 本部長としてH.L.N.Aを支えるキーマンとして活躍している。
H.L.N.A
https://hlna.jp/
H.L.N.A ZOZOTOWN
https://zozo.jp/shop/hlna/
THE SUPERSPORTS XEBIO
https://www.supersports.com/ja-jp/xebio/
