adidas “adizero Adios Pro 4” Now On Sale!
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SHOES MASTER Vol.43
109_page
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Photo: Masataka Nakada(CLOCK)
Text: Fumihito Kouzu
アディダスでもうひとつ。
本誌春夏号で紹介した
アディゼロのレース用シューズの
最高峰モデルも現在発売中。
adidas
adizero Adios Pro 4
より速く走りたいランナーのために開発された、アディゼロのレース用シューズの最高峰。正月の大学駅伝で、大会MVPを獲得した野村昭夢選手の区間新記録を支えたことでも話題になった。ミッドソールには低密度の高反発素材、LIGHTSTRIKE PROを採用し、5本骨状フルレングスカーボンバー、ENERGY RODS 2.0が搭載されている。アッパーには軽量ストレッチ素材のLIGHTLOCKを採用。アウトソールには、LIGHTTRAXIONという新素材とCONTINETALラバーを使用。最新テクノロジーがふんだんに盛り込まれており、アディダス、そしてアディゼロの最先端を体感できるシューズとなっている。28,600円
https://www.adidas.jp/adizero-adios-pro-4/
adidas adizero History
2025年正月の大学駅伝を走った多くのランナーが、アディゼロ アディオス プロ エヴォ1、アディゼロ アディオス プロ4を選び、アディダスがブランド別の着用率1位となった。そんなアディダスのアディゼロ シリーズの開発がスタートしたのは2000年代前半のこと。当時の欧米のランニングシューズはクッション性や安定性が重視されており、フィッティングや軽さを求める日本人ランナーのニーズに応えるシューズが多くなかった。そんな中、ゼロからの挑戦として、アディゼロの開発に着手。最高のフィット感をランナーに提供することを目的としてし、0.01ミリ単位までこだわって削り出した、 ラスト“microfit”(マイクロフィット)が生み出され、2005年に初代モデルであるアディゼロ LTがリリースされた。そしてアディゼロは、2008年に大ブレイクを果たす。皇帝の異名を持つハイレ・ゲブレシラシエがベルリンマラソンで、初代アディゼロ アディオス(アディゼロ ジャパン)を履いて、2時間3分59分という驚異的なタイムで優勝。自身が持っていた当時の世界記録を更新した。以降、多くのエリートランナーたちがアディゼロとともにさまざまな記録を更新し、ランニングシーンで大きな存在感を放ち続けている。