
Photo : Soma Doi (CLOCK)
Text : Fumihito Kouzu
Edit : Shin Kawase
Classic and Modern
Exquisite balance is good
New Balance 2025 FW Best Selection Part9
存在感のあるルックスが印象的なアブゾーブ(ABZORB)コレクションに、ファッションシーンとスポーツシーンの両面で注目されているミニマス(Minimus)シリーズ。新たなトレンドとなっているロープロファイルスニーカー、そして大ヒットとなっているローファースタイル。ニューバランスがトレンドを作り、シーンをリードしていきそうな気配が濃厚だ。
New Balance 2025 FW Best Selection
by SHOES MASTER
ABZORB COLLECTION
Minimus SERIES
471 (Low-Profile Sneaker)
509 (Viz Tech)
RC56 (New Model)
1906 (LOAFER)

ABZORB COLLECTION
New Balance 2025 FW Best Selection
by SHOES MASTER

ABZORB 2000
Light Blue
¥24,200
アブゾーブ 2000は、2000年代のランニングスタイルにインスパイアされたモデルで、未来的なデザイン、ミニマルなアッパー、革新的なテクノロジーの融合が特徴となっている一足。デザインプロセスでは3Dツールを活用し、精密なソールユニットを作成。美しいカーブが実現されている。アブソーブフォームとセグメント化されたアブソーブ SBSゲルポッドの組み合わせが象徴的。



ABZORB 2010
Navy
¥22,000
プレミアムなクラシック ランニングを体現するニューモデル。2000年代のランニングシューズから着想を得たというアッパーには、ニューバランスのシグネチャーとも言える990のスウェイバーをオーバーレイに使用している。2002R、1906R、860v2といった人気モデルからインスピレーションを得てデザインされたソールユニットは、フルレングスでAアブソーブを採用し、踵部にアブソーブ SBSを搭載している。


About ABZORB
アブゾーブは、1993年に初めて導入されたクッショニングテクノロジー。初搭載されたのは、M998。均一に発泡するクッションフォームを採用した素材で、抜群の衝撃吸収性と反発性両立し、高い安定性も備えている。進化を続けながら1990年代のランニングシーンにおいて存在感を発揮し、以降もライフスタイルモデルに採用され続け、ニューバランスを代表するテクノロジーのひとつとなっている。

Minimus SERIES
New Balance 2025 FW Best Selection
by SHOES MASTER

Minimus UX200
Silver
¥16,940
2010年代、ベアフットランニングを楽しむランナーから支持されていたニューバランスのミニマス シリーズ。UX200は、2016年に登場したジム用トレーニングモデル(当時は日本未展開)で、ベアフットランニングからインスパイアされた4ミリドロップのラスト(足型)を使用し、ヴィブラム社製アウトソールを採用。今春、ジュンヤ ワタナベ マンとのコラボレーションで待望の復刻を果たしたことでも注目を集めた。



Minimus MT10
Brown
¥18,700
シューズ自体の機能を最小限に削ぎ落とし、裸足に近い履き心地を実現することで本来人間の足に備わっている力を最大限に引き出すことを目的としたミニマスシリーズ。トレイルランニング用として2011年に登場したMT10が、2024年に待望の復刻を果たした。ロープロファイルシューズが注目を集め始めたタイミングとも合致し、再び人気モデルに。今季は、秋冬シーズンらしくスウェードをアッパーに纏ったタイプが登場。


About Minimus
ニューバランスのミニマス シリーズが登場したのは2011年の春。トレイルランニング用のMT10/WT10、ロードランニング用のMR10/WR10というモデルがリリースされた。裸足に近い履き心地を実現し、本来人間の足に備わっている力を最大限に引き出すことをコンセプトとした同シリーズは、ランナー以外のアスリートたちのトレーニングシューズとしても、足の力を鍛えたい人たちの普段履きとしても人気を集めた。

471
New Balance Low-Profile Sneaker
New Balance 2025 FW Best Selection
by SHOES MASTER

U471
Beige
¥13,970
1970年代のレトロランニングスタイルからインスパイアされた、新たなロープロファイルスニーカー。1976年にトップアスリート向けのランニングシューズとして登場した、320のラスト(足型)を使用。細身のすっきりとしたシルエットながら、足を入れるとゆとりがある構造となっている。ミッドソールには、ダイカットEVAを採用。軽やかで快適な履き心地を提供してくれる。秋冬シーズンは、オールスウェードのモデルを展開。


About New Balance Low-Profile Sneaker
この春夏シーズンに初登場となった471は、瞬く間にファッションシーンで人気モデルに。ロープロファイルスニーカーのトレンドにマッチしながら、ニューバランスらしい快適な着用感も備えていた点が支持されたのだろう。裸足に近い履き心地を実現し、本来人間の足に備わっている力を最大限に引き出すことをコンセプトとしたミニマスシリーズとともに、471がニューバランスのロープロファイルスニーカーの代表作となっていきそうだ。

509
New Balance Viz Tech
New Balance 2025 FW Best Selection
by SHOES MASTER

U509
Black
White
¥13,970
ニューバランスの2000年代のランニングシューズを、洗練したファッションアイテムとして提案する、509。昨年秋にアジア限定で初登場して以降、注目モデルのひとつとなっている。日常のさまざまなシーンに馴染む509は、パーツの少ないシンプルでスリムなデザイン。衝撃吸収性と反発弾性に優れたアブゾーブミッドソールを採用することで、快適性も確保している。アッパー全面にシンセティックレザーを採用し上質感もある。


About New Balance Viz Tech
ビズテック(Viz Tech)とは、簡単に説明するならば、テクノロジー(特にクッションや構造)が視覚的にも見えるデザインのこと。テクノロジー自体をデザインの重要な要素とするビズテックスタイルは、最近のトレンドのひとつになっている。2000や2010、2002R、1906Rといったモデルは、まさにそのトレンドにマッチしたモデル。アブゾーブを上手くデザインに問い入れたコレクションは、今後も人気が続いていきそうだ。

RC56
New Model
New Balance 2025 FW Best Selection
by SHOES MASTER

RC56
Indigo
¥19,800
クロスカントリー用のスパイク、RX505からインスパイアされたニューモデル。2025年春夏シーズン、ニューヨーク発の人気ブランド、エメ レオン ドレとのコラボレーションモデルとして登場し、大きな話題となった。アッパーサイドには、流れるようなデザインの補強パーツが施され、Nロックを搭載。サドル部分のサポート性を高めている。ミッドソールには最新のランニングシューズにも採用されている、フューエルセルを使用。履き心地はとても快適だ。



1906
LOAFER
New Balance 2025 FW Best Selection
by SHOES MASTER

1906L
Black
¥22,000(Sold Out)
クラシックな1906をペニーローファーに再構築し、フォーマルなデザイン、快適な履き心地、最先端のスタイルを融合させたスニーカーローファー。ローファーの人気の高まりと、スポーツやフォーマルウェアでの汎用性を求める動きにインスピレーションを得て、1906にアレンジを加えたという同作は昨年の登場以来、人気が継続している。クロコ調のシンセティックレザーをアッパーに採用した今作もヒットモデルとなりそうだ。


INFORMATION
ニューバランスジャパン お客様相談室
0120-85-7120