Photo : Masataka Nakada (CLOCK)
Nighttime photo : Rui
Interviewer & Edit & Text : Shin Kawase

Salomon Sportstyle's New Base
SALOMON STORE MINAMI AOYAMA
Invented in the French Alps in 1947
Relnvented in Minami Aoyama

サロモン スポーツスタイルの新拠点、
サロモンストア 南青山の全貌。

1947年、フランス・アヌシーの小さなスキーエッジ研磨工場からスタートしたサロモン。後にウインタースポーツ用品のトップメーカーに上り詰め、2000年代に入るとハイキングやトレイルランニングの分野に進出。近年はファッションやライフスタイル分野でも高い人気を得ているのは周知のとおりだ。新たにサロモンを牽引するサロモン スポーツスタイルの新拠点が南青山に誕生した。

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4月17日にオープンした
サロモンストア 南青山は、
コム デ ギャルソン本店(青山店)や
プラダの旗艦店、プラダ ブティック青山が軒を連ねる
みゆき通りから路地を一本入った所にある。

贅沢なスペースのオープンテラスは、
夜と昼とで雰囲気がまったく異なる。
路地から繋がるスタイリッシュなアプローチは、
他スポーツショップとは一線を画す独特な佇まいだ。

路地空間をそのまま店内へと引き込むことで、
都市とアウトドアの関係性を「地面」を通して表現。
足元からブランドの世界観を体感できる空間を演出している。

日本初のシグネチャーストアを
コンセプトにした新拠点は、
都市型ライフスタイルとアウトドアカルチャーを
融合するサロモン スポーツスタイルにとって、
ブランドの二面性と強く共鳴する特別な場所。

オープンから約2ヶ月。
今、どのような人がここに集い、
何を求めて足を運んでいるのか?
サロモンストア 南青山の全貌を取材した。

Salomon Sportstyle’s New Base
SALOMON STORE MINAMI AOYAMA
Kosuke Hirakawa (Store Manager)
Interview

サロモンストア 南青山のストアマネージャーに聴く。
サロモン スポーツスタイルの新拠点。

平川洸輔 / サロモンストア 南青山 ストアマネージャー

神奈川県相模原市出身。小中高校と野球部で、今でも草野球に打ち込むほど野球好き。大学時代には大型スポーツ用品店でのアルバイトを通じてスポーツリテールの原点に触れる。卒業後はモデルやパーソナルトレーナーとして10年活動。その後、アパレル販売職へ転身し、長年に渡ってキャリアを積み、サロモンへ入社。今年4月、サロモンストア 南青山店長に就任。スポーツや自然に親しむ自身のライフスタイルをベースに、ランニングやウォーキングを絡めた朝活や店内イベントなどを通じて南青山店をコミュニティハブへと育て、顧客とのより深い関係性を目指している。

–––他の直営店とは異なる、サロモンストア 南青山(以下:南青山店)の特徴、コンセプトを教えてください
南青山店は、サロモンの日本初のシグネチャーストア、旗艦店としてスタートしました。ファッション性とアウトドアの機能美が融合するスポーツスタイルのフットウエアを中心に、世界でも限られたディーラーのみで展開されるサロモン アドバンスド(SALOMON ADVANCED)や、高感度なファッションブランドとのコラボレーションによるインターセクション(INTERSECTION)といった特別なカテゴリーのモデルがラインナップされています。

南青山店は、定番モデルも含め、厳選されたセレクトは直営店の中でも他店にはない展開と言えます。南青山という立地に加え、店内は落ち着きと余裕のある空間が広がっています。エントランスまでのアプローチにはベンチもあり、一人ひとりのお客様と世間話から始めるくらいゆっくりとお話しする、そうした丁寧な接客を通じてサロモンの良さをもっと知っていただき、じっくりと足入れをして納得のいく一足を選んでいただく。それこそが他店舗にはないコンセプトであり特徴となっています。

–––オープンから約2ヶ月。来店する男女比と年齢層を教えてください
現在の男女比は、男性が55%、女性が45%と、だいたい半々くらいになっています。男性が女性へのギフトとして選ばれるケースもあります。お客様の構成としては、お一人様はもちろんですが、他の店舗に比べてファミリーやご夫婦、カップル、お友達同士といったグループでのご来店がかなり多い印象です。外から中が一望できる開放的な店舗設計のおかげで、どなたでも入りやすい雰囲気があるのだと思います。年齢層は非常に幅広く、近くの青山学院大学に通う大学生から、ご近所にお住まいの50~60代の方までいらっしゃいます。自転車でふらっと来られる地元のお客様も多いんですよ。

インバウンドに関しては全体の2~3割ほどです。平日はインバウンドの比率が高く、土日祝日は国内のファミリーやカップルのお客様で賑わうという動向になっています。国籍はアジア圏をはじめ、アメリカやヨーロッパなど本当にバラバラで、世界中から足を運んでいただいています。SNS等で情報を事前に収集し、来店時にはその画面を頼りにお声がけされる、まさに目的買いの方が多いですね。

地点「さろもん」 by Vender Woh!
南青山での発信の点を打つ意味を込めて製作されたオブジェ。古くから骨董や茶の湯の美意識、デザインやファッション、音楽といった様々な文化が交差する街、南青山。自然と街とをクロスするXT-6を象り、自然が作り上げた美しいかたちの流木や植物を素材に、南青山のスピリットや自然の息吹が表現されている。

–––来客する方の特徴を教えてください
やはり、南青山という土地柄を象徴するようなファッション感度の高い方が非常に多いです。原宿で見かけるようなエッジの効いた個性派というよりは、カジュアルでも上質な感じや、品のあるスポーツスタイルが目立ちますね。もちろん、ハイエンドなファッションを着こなした50~60代のお客様も多くいらっしゃいます。また、この界隈は日常的にランニングをされる方も多いため、パフォーマンスのスニーカーやアパレルを求めるアクティブ層が一定数いるのも特徴です。

–––購入する方は、サロモンに何を求めて買われる傾向が強いですか?
一番強く求められているのはデザインと機能性の融合ですね。サロモンをまだ所有したことがないお客様も、デザインの良さはもちろんのこと、それ以上に高い機能性を期待されていると感じます。実際に足入れをしていただくと、サロモンならではの優れたクッション性と安定性に驚かれる方が多い。また、ブランドのアイコンでもあるクイックレースがもたらすフィット感や、好みに応じてニュアンスを変えられるデザイン的な自由度も購入の大きな決め手になっているようです。色に関しては全国的にオールブラックなどの黒系が人気ですが、南青山店のお客様は希少性の高い限定カラーにまず目が向きます。男性のお客様でもビビットなピンクをさらりと購入していかれるなど、難易度の高いカラーでも自分のスタイルに落とし込んで履きこなせるお客様が多い。それはこの地域ならではの優位性だと思います。

–––購入する方は、どんな靴を履いている方が多いですか?
ナイキやアディダス、ニューバランス、またオンやホカなどを履かれている方が多い印象です。その中でも、特に30~40代のお客様を中心に、他ブランドの限定コラボレーションや、市場でのリセール価格が高騰するような希少価値の高いスニーカーもよく目にしますね。

–––平川店長が思う、他ブランドよりサロモンが優れている点は?
やはり機能性と耐久性の2点ですね。サロモンは、世界のトップランナーたちが競うUTMB(ウルトラトレイル・デュ・モンブラン)のトレラン世界最高峰の過酷なレースにおいて、多くの選手に選ばれ続けているブランドです。そこで長年培われてきた研究成果や、過酷な山岳地帯を走破するための機能性、耐久性が全てのプロダクトの根底にあります。例えば、独自開発されたアウトソールのコンタグリップは、優れた耐摩耗性と高いグリップ力を両立しており、過酷なトレイル環境でも高いパフォーマンスを発揮します。こうした山岳テクノロジーを、現代の都市生活に馴染むスポーツスタイルとしてファッションへ落とし込めていること。これこそが、他ブランドには真似できないサロモンの唯一無二の武器であり、優れている点だと思います。

SHOES MASTER Web SPECIAL(2024年10月17日公開)
Salomon HQ in Annecy, France
サロモンの真価と進化。フランス・アヌシー本社レポート
https://www.shoesmaster.jp/special/salomon-hq-in-annecy-france-shoes-master-vol-42-re-edited-feature-article

サロモン本社の周囲には山々がそびえ、眼下には美しいアヌシー湖が。
サロモンの製品群はこの自然豊かな環境から生まれている。

–––南青山店で人気ナンバー1モデルを教えてください
定番のACSプロのゴアテックス搭載モデルです。特にオールブラックが、ファッション感度の高いお客様の間で人気ですね。ファッションへの合わせやすさと、ゴアテックスによる天候を選ばない高い汎用性に高評価をいただいています。年齢層としては、特に20~30代のトレンドに敏感なお客様を中心に支持を集めています。

SALOMON STORE MINAMI AOYAMA
No.1 Best Seller Model
ACS PRO GORE-TEX
¥36,300

–––南青山店ならでは(他で買えない)のモデルを教えてください
先ほどもお伝えしたように、世界でも限られたディーラーのみで展開されるサロモン アドバンスドのフルラインナップが揃っているのは、日本では南青山店だけになります。中でも世界最高峰のランニングテクノロジーをリファインしたオラバ アドバンスドは、美しい曲線と有機的な素材感をデザインに落とし込み、パフォーマンスと快適性を高次元で両立した一足に仕上がっているのでお勧めですね。

SALOMON STORE MINAMI AOYAMA
Exclusive Model
SALOMON ADVANCED
ORAVA ADVANCED
¥39,600

–––平川店長リコメンドモデルを紹介してください
XTクエストで、カラーはシルバーがお勧めです。トレイルランニングの現場で実証された高い安定性とクッション性をそのまま都会的なデザインへと昇華させた、サロモンらしい一足となっています。20~30代の女性のお客様にも非常に人気が高いです。初めてサロモンを購入される方の中には、定番のXT-6を選ぶべきか迷われる方も多いのですが、当店に足を運ばれるファッション感度が高いお客様は、このXTクエストやXAプロ、ACSプロといった、より機能性とデザイン性が融合したモデルをチョイスする傾向が強いですね。

SALOMON STORE MINAMI AOYAMA
Kosuke Hirakawa(Store Manager)
Recommended Model
XT-QUEST
¥30,800

–––まだサロモンを履いたことがないという方にお勧めのサロモンファーストモデルは?
やはり、ブランドのアイコンであるXT-6です。2013年の誕生以来、スポーツスタイルの主役として世界中で愛され続けている入門編であり、サロモンを語る上では外せません。毎週の売り上げを見ても、日本国内はもちろん、アジア、ヨーロッパ、アメリカと、どこのエリアでも常にナンバーワンなんです。まだサロモンの履き心地を体感したことがない方には、ぜひまずこのモデルを試していただきたいですね。さらに言えば、ゴアテックス仕様の有無でも、素材の特性上、足入れしたときの硬さやホールド感が全く異なります。その細かなフィーリングの違いを、ぜひ当店でじっくりと履き比べて、ご自身の足で体感していただきたいです。あと、女性の方にはサロモンのDNAとXTのデザイン系譜を受け継ぐXTウィスパーもお勧めです。デザインだけでなく、独自のウェービーなセンシフィットとクイックレースの組み合わせで、心地よいフィット感と安定感を実現しています。

SALOMON STORE MINAMI AOYAMA
Recommended as a First Model(Men’S)
XT-6 GORE-TEX
¥31,900

SALOMON STORE MINAMI AOYAMA
Recommended as a First Model(WoMen’S)
XT-WHISPER
¥23,100

–––今後、南青山店に、どんな方に来店して欲しいですか?
サロモンを昔から愛用してくださっている方はもちろんですが、初めてサロモンを履いてみたいという方にこそ、ぜひ来ていただきたいです。

–––最後に読者へ一言メッセージをお願いします
南青山店は、落ち着いた空間で、じっくりとシューズと向き合うことを何より大切にしています。平日の比較的ゆったりとした時間帯であれば、スタッフと世間話をしながら、一人ひとりのお客様に合わせた最適なご提案が可能です。当店のスタッフは本格的なトレイルランニングのバックボーンを持ち、またスニーカーカルチャーや最新ファッションの情報量豊富なメンバーばかりですので、どうぞ安心してお声がけください。今後は、朝活コミュニティや、閉店後のアフターイベントなども積極的に開催していく予定です。南青山店は、ただ靴を売るだけの場所ではなく、サロモンの魅力を深く語り合えるハブにしていきたいと考えています。店長の私を指名していただいても大歓迎ですので(笑)、ぜひ一度、サロモンの新拠点に足を運んでみてください。皆様のご来店を心よりお待ちしております。

取材協力:
サロモンストア 南青山

サロモンストア 南青山
東京都港区南青山5丁目4-3 南青山泉ビル B1
03-6433-5564
11:00 – 20:00

INFORMATION
サロモン コールセンター
050-1720-4849
www.salomon.com/ja-jp/

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