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SHOES MASTER Vol.21
Reebok CLASSIC Instapump Fury 20th ANNIVERSARY
今、Reebokが面白いことになっています。part13 ~リーボック温故知新~その伍~
110-111page
Photo: Kengo Shimizu(STUH)
 

Instapump Fury OG
ホワイト/ネオンイエロー/アスレチックネイビー/フラットグレー
1997 年に 1997 足限定で発売された、香港出身のアクションスターとのコラボレーションモデル第二弾。
ファーストモデルは初代モデルのカラーがモチーフだったが、第二弾モデルは当時はめずらしかった
ホワイトがベースなカラーリングで人気を博した。
 


Instapump Fury OG
フレンチブルー/フラットグレー/サンロック/ホワイト/ブラック
香港のスニーカーショップ、“マラソンスポーツ”からリリースされたモデル。「香港返還記念モデル」と
「アクションスターとのコラボモデル」がヒットし過ぎた影響でイメージが固定化していた時期に大胆な
フレンチブルーでその殻を破った歴史的な一足。
 
 

Instapump Fury(1994)
 
 

Instapump Fury OG(2014)
 
 
Instapump Fury History
第86回アカデミー賞において映画『ゼログラビティ』が監督賞を始めとした最多7部門を獲得したが、“ZERO GRAVITY”(無重力)とはスニーカー史上にその名を刻むあるモデルの開発コンセプトでもあった。そのモデルとはリーボックのインスタポンプフューリーである。1994年にリリースされたこのモデルは、高いフィット感と、グラフライトによりアーチ部分の不必要なミッドソールを取り除くことで高い軽量性を実現し、無重力空間にいるような足の動きを目指したという。最初に英語のプレゼンテーション資料を見たときは「ウソだろ!?」と思ったが、実際にサンプルを履いてみると今までにない履き心地を感じることができ、あながち「無重力」はウソではないと感心したものだった。デビューイヤーこそ高価格もあり販売は好調とは言えなかったが、翌年以降ハイテクスニーカーブームをリードする存在となった。斬新を通り越して奇抜でもあったこのモデルが大ヒットモデルとなりえたのは、唯一無二なそのデザインが、足元にアクセントを持ってくるコーディネートに最適だったからである。ボトムをシンプルなアイテムにすれば意外と組み合わせやすいインスタポンプフューリーは、それ以降も時代のトレンドを巧みに取り入れた様々なカラー&マテリアルバリエーションが登場。それに加えてファッションブランド、スニーカーショップとのコラボレーションを行うことで、いつの時代も新鮮さを失わなかったのである。2014年、インスタポンプフューリーは20周年を迎えるにあたり、これまで復刻されることのなかったファーストスペックのオリジナルモデルがリリースされることとなった。ブラック、シトロン、レッドのインパクトのあるカラーコンビネーションと機能性を徹底追及したデザインを組み合わせることにより、今でも決して古さを感じさせないあたりは流石。これが現在まで人気をキープしてきた所以かもしれない。
解説:南井正弘
 
 

リーボック アディダスグループお客様窓口 0120-810-654
www.reebok.com

atmos pumpfury 20th annivers
http://www.atmos-tokyo.com/features/reebok_pumpfury_20th_anniversary/index.html

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