河瀬です。
ディアドラといえば、
半年前の本誌前号でディアドラのチェアマンである
エンリコ・モレッティ・ポレガード氏に
インタビュー取材したことを思い出す。
 

その当時のブログと
インタビューを紹介します。
 
01
 

1948年にイタリアで生まれたディアドラ。
イタリアに工場を持ち、今だクラフトマンシップの魂を
継承している老舗スポーツブランドである。
 

02
 
 

そのディアドラのシューズラインは
2つのカテゴリーに分かれている。

 
 
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70年近い歴史から生まれた過去に作ったモデルから
ヒントを得て現代に蘇らせている“Diadora HERITAGE”。
 
 

logo
 
ヘリテージと同じく過去のアーカイブから現代に昇華させている
“Diadora Sportswear”
 

ライフスタイルコレクションである、
“Diadora Sportswear”が2015年秋冬コレクションから
本格的にスタートする。
 

そのスタートを前にチェアマンである、
エンリコ・モレッティ・ポレガード氏へ
インタビュー取材を敢行した。

CEO
 
Diadora
Enrico Moretti Polegato (CEO) INTERVIEW

―Diadora Sportswearのターゲット層を教えてください。
年齢的には、18~35歳位です。ターゲットは、ストリートスタイルを支持する層でストリートスタイルに特化したラインナップを揃えています。カラーリングもストリートスタイルをベースにアーバンスタイルを意識したものになっていますし、価格帯もヘリテージに比べてかなりリーズナブルになっています。

―Diadora Sportswearの最大の特徴は何でしょうか?
ヘリテージと同じく過去のアーカイブから現代に昇華させている所が最大の特徴ではないでしょうか。他ブランドでアーカイブだけで構成しているところはめずらしいと思います。それとイタリアブランドであるのでイタリアらしさを出しているプロダクトがディアドラ スポーツウェアの魅力ではないかと思っています。

―Diadora Sportswearのライバルブランドは?
名前を挙げるのはむずかしいですね(苦笑)。スポーツブランドと呼ばれているブランドすべてがライバルと言えます。

―グローバルな視点から、東京(日本)のマーケットをどう見ていますか?
スポーツウェアはまだ日本での展開が始まったばかりですが、これから拡大して行けるのではないかと思っています。

―今後の日本での展開について教えてください。
これからディアドラの全カテゴリーの中でも、ディアドラ スポーツウェアが一番展開が大きくなると思っています。また、ミタスニーカーズとのコラボレーションモデルをリリースしたように、そういった展開も増えていくと思います。

―東京の街、東京の人の印象はどうですか?
何度か来ていますが、モダンでありながらも、古い歴史も残っている街ですね。色々なブランドが集まっているし、アジアでは、東京から始めるブラン ドが多い。東京の人は、一人一人に個性があってみんなその個性を大切にしている印象があります。だから流行を追うのではなくて、自分のスタイルを自分で作っていく人が多いのではないかと思っています。だから、一 人一人の個性も発展して行くのではないかと。それがディアドラに似ていると思っています。

―Enrico Moretti Polegatoさんが考える「良いプロダクト」の条件とは、何ですか?
パフォーマンスをサポートし向上させるプロダクトであること。それにはテクノロジーが常に更新されることが必要だと思っています。あとは、お洒落であることです。

―Enrico Moretti Polegatoさんにとって「いいスニーカー」とは、どんなスニーカーですか?
一日中履いていて楽なスニーカーであること。スニーカーは、ファッションよりも先を行っているスニーカーであること。ファッションを超えていく、常に新しさがあることが必要です。服よりもスニーカーのほうがよりパーソナルを表す象徴ではないかと思っていますし、それらを満たしたのが「いいス ニーカー」の条件だと思います。

―SHOES MASTERの読者へ一言メッセージをお願いします。
日本には新しいモノが沢山入ってくると思います。その中で「新しいけど歴史のあるブランド」を探しているのであれば、ディアドラをお勧めします。 よろしくお願いします。

 

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