Photo : Kazumasa Takeuchi (STUH)
Edit & Text : Shin Kawase

HOKA ONE ONE
2019 SPRING/SUMMER
NIGHT RUN COLLECTION
“BONDI 6 & CLIFTON 5”

今、最も勢いがあるランニングシューズブランドと言っても過言ではないホカ オネオネからナイトコレクションが登場した。ブランドを代表する定番中の定番モデル、ボンダイとクリフトンをアレンジし、都会のアスファルトの黒と、トラフィックラインの白をイメージしたスタイリッシュなコレクション。本誌兄弟誌ランナーズパルスの南井正弘編集長が早速ナイトランし、走った感想と両モデルの特徴を解説する。

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BONDI 6 (NIGHT RUN COLLECTION)

BONDI 6
White / White Reflective
¥21,000+tax

2018年にモデルチェンジしたボンダイシリーズの最新作がボンダイ 6。ホカ オネオネのオンロードモデルでは最もボリューミーなミッドソールを装備したモデルであり、「マシュマロのよう!」と形容される、同ブランド独自の走り心地を最も体感できる存在として知られている。実際に走ってみると、歴代のボンダイと同様に、極厚のミッドソールが、着地時の衝撃をしっかりと吸収して、それを効率よく反発力に変換していることが感じられるし、ロッカー構造と呼ばれるゆりかご状のソールユニットが成形されていることで、着地から蹴り出しまでの体重移動もスムーズである。

そして、今回のモデルチェンジで特に感じたのが、デザインがスタイリッシュになったこと。これまでのボンダイシリーズは、そのボリューミーさをデザインにおいても強調していた感があったが、今回のボンダイ 6では、ミッドソールのカラーリングもあり、かなりスタイリッシュな印象になっている。特にオールホワイトのカラーを採用したナイトランコレクションは、アッパーの随所にリフレクターを配し、夜間のランニング時において、自動車などのヘッドライトを反射することでランナーの存在をドライバーに知らせるという、安全性を高めるスペックを採用しているが、その洗練されたデザイン&カラーリングは、ランニングシーンだけでなく、ファッションコーディネートにも自然に溶け込むはず。1足あると様々なシーンで活躍してくれそうだ。
解説:南井正弘(Runners Pulse)

CLIFTON 5 (NIGHT RUN COLLECTION)

CLIFTON 5
Black/Black Reflective
¥17,000+tax

ホカ オネオネのラインアップにおいてはそれほどボリューミーではないミッドソールを装備したのがクリフトンシリーズ。一般的な構造のランニングシューズからの履き替えも違和感がないので、自分の周囲でも着用者が多いし、日本におけるホカ オネオネのベストセラーの一角を占めるプロダクトシリーズである。そんなクリフトンシリーズの第5弾としてリリースされたのがクリフトン 5。筆者はこれまでクリフトン 2から同シリーズを履いてきただけに、そのモデルチェンジには注目していたが、足をシューズに入れてすぐに、今回の大きな変更点が理解できた。フィット感、特に中足部のフィット感がソフトな足当たりになっているのである。前作のクリフトン 4では、もう少しカッチリしたフィットだったのが、今作では足を優しく包み込むような履き心地になっていたのだ。

実際に走り始めてみると、適度なミッドソールの厚みによる衝撃吸収性と反発性のハーモニーや、ロッカー構造による着地から蹴り出しまでのスムーズなムーブメントが健在なのを確認できる。今回紹介するのは夜間走行時の安全性を高めたナイトランコレクションにラインアップされたバリエーションであり、モノトーンで仕上げたデザインは、ランニングシーンだけでなく、カジュアルシーンでも活躍すること間違いなし。マルチパーパスで使えるランニングシューズを求めるランナーにピッタリな1足の登場といえるだろう。
解説:南井正弘(Runners Pulse)

 

HOKA ONE ONE
2019 SPRING/SUMMER
SHOES MASTER BEST 3

日本のみならず、全世界的に驚異的なスピードでその支持を拡大しているホカ オネオネ。フランスで行われる世界最高峰のトレイルランニングイベント、UTMB®の2018年大会において出場ランナーのホカ オネオネ着用率がついに第1位を記録。ハワイ・コナで開催されたアイアンマン世界選手権(2018年)でも2年連続の着用率第1位。その比率は1/4以上を占め、約4人に1人がホカ オネオネを着用するという現実にランニングシューズ業界に衝撃が走った。今や世界中のランナーから支持を集めるプレミアムランニングシューズブランドの春の新作から、編集部が選んだベストシューズ3モデルを紹介する。

TOR ULTRA LOW WP JP

TOR ULTRA LOW WP JP
Black
¥29,000+tax

TOR ULTRA LOW WP JP

TOR ULTRA LOW WP JP
Burnt Olive
¥29,000+tax

トレッキングシューズのアッパーにランニングシューズの機能と、ホカ オネオネ独自のミッドソールが特徴の防水アウトドアシューズのローカットバージョンが登場。ミッドソールの下にビブラム®メガグリップアウトソールを重ね、優れたトラクションとクッション性を実現した。バーント オリーブとダーク デニムの2カラーは日本別注カラー。

TOR ULTRA LOW WP JP
Dark Denim
¥29,000+tax

ORA RECOERY SLIDE

ORA RECOERY SLIDE
Ebony/Dresden Blue
¥8,000+tax

長時間のランキングや過酷なレースの後に最適なリカバリーサンダル、オラ リカバリースライドがデザインをリニューアル。ホカ オネオネ独自のオーバーサイズミッドソールを採用することで抜群のクッション性を誇る。オラ リカバリースライドは、サンダルという概念を変えたホカオネオネを代表する名品。(余談だが本誌編集部スタッフ全員が愛用している稀有なモデル)

ORA RECOERY SLIDE
Frost Gray/Dark Gull Gray
¥8,000+tax

ORA RECOERY SLIDE
Black/Black
¥8,000+tax

SPEEDGOAT 3 WP

SPEEDGOAT 3 WP
Black Drizzle
¥20,000+tax

スピードゴートは、どのような複雑なトレイルにでも挑めるようにデザインされたトレイルシューズ。前モデルのスピードゴート 2で好評だった幅広のつま先、ビブラム®アウトソールはそのままに、スピードゴート 3 は、アッパーのサイドとかかと部分が強化され、フィット感、安定感、耐久性が向上している。

INFORMATION
デッカーズジャパン
0120-710-844
www.hokaoneone.jp

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