Photo : Masataka Nakada(STUH)
Text : Hirohito Iso
Edit : Shin Kawase

Equipped with Innovative Technology
THE NORTH FACE
VECTIV™ Series

シンプルで飽きのこないデザインで、今ではカジュアルシーンでの足元を当たり前に飾っているザ・ノース・フェイス。しかし、ベースにあるのはアウトドアのフィールドで培った確かな機能性に他ならない。この早春より、ザ・ノース・フェイスの本領を発揮するプロダクトが登場し、好評を博している。本誌最新号でも掲載した、革新的な技術を搭載したベクティブシリーズのトレイルランニングシューズ。そのメインモデルを改めて紹介しよう。

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VECTIV™ Series
Flight VECTIV™

過酷な山岳レース向けの軽量トレイルランニングシューズが早春デビュー。最大の特徴は、ランナーのエネルギーを推進力に変える革新的なソール構造の“ベクティブ”テクノロジー。これは主に、着地から蹴りだしまでのスムーズな足運びを導く「ロッカー構造」と、ブレを抑えて「安定感」を持って走るための3Dカーボンプレート、どんな路面でも力を発揮する「グリップ力」で構成されている最新技術。この独自機能を搭載したフライトベクティブは、より速さを追求したいトップランナーに対応した一足。モノトーンのスタイリッシュなルックスもモチベーションをアップさせてくれるだろう。

Flight VECTIV™
¥28,050

 

PAU CAPELL(パウ・カペル)
1991年生まれ。バルセロナ近郊サン・ボイ・ダ・リュブラガート出身。サッカーで膝を負傷し、医師の勧めでトレイルランニングを始める。2016年にウルトラトレイル・オーストラリア、TDS®で優勝し国際レースで頭角を現すと、数々のレースで活躍。2018年、ウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)参戦を果たし、最終局面までデッドヒートを演じ、2位。2019年はウルトラトレイル・デュ・モンブラン(UTMB®︎)で独走優勝を果たした。2018年、2019年ウルトラトレイル・ワールドツアーで年間総合優勝に輝く。公式レースがキャンセルされた2020年は、個人プロジェクトとして、UTMB®︎のコースで20時間切りに挑む〈Breaking 20〉を敢行。先行き不透明な時代に、多くのトレイルランニングファンを勇気づけた。

VECTIV™ Enduris
¥18,590

こちらもソールユニットに“ベクティブ”テクノロジーを搭載しているが、フライトベクティブに比べてより一般的なエントリーユーザーでも使いやすくするために、カーボンプレートではなく3D TPUプレートを採用したモデル。とはいえ、本格的な山岳レースに十分対応する機能性を備え、さらなる高みを目指すトレーニングシーンでも活躍する懐の深さが魅力。ロングディスタンス対応の高機能シューズとなっている。

 

VECTIV™ Taraval
¥15,950

ややボリューミーなシルエットとシックなカラーリングで、カジュアルなシーンで使いやすい軽量高機能シューズ。アッパーはシンセティックレザーとメッシュの組み合わせで、摩耗が生じやすい場所はTPUでしっかりガード。“ベクティブ”テクノロジーを搭載したソールユニットは、安定性とクッション性、グリップ力に優れているので、長時間の着用でも疲れにくいというメリットも。機能的で使い勝手が良い、マルチパーパスな一足だ。

VECTIV™ Taraval
¥15,950

SHUTTLE WP(waterproof) Sereis
SHUTTLE LACE WP
SHUTTLE Slip-On WP

ベクティブシリーズの他にも、まさにザ・ノース・フェイスの真骨頂とも言える、機能とデザインが融合したシャトルWP(ウォータープルーフ)シリーズがある。軽量でありながら高い耐久性と高い防水性を兼ね備え、それでいてスマートなルックスを実現。カジュアルなスタイルにも取り入れやすいスリッポンと、様々なワークシーンに適したシューレースの2タイプが用意され、お好みでセレクトできるのもうれしい。ライニングとフットベッドには、ニオイの発生を抑える素材を採用するなど、細部の機能にも抜かりない。

 SHUTTLE LACE WP
¥17,600

 SHUTTLE Slip-On WP
¥15,950

INFORMATION
ゴールドウイン カスタマーセンター
0120-307-560
https://www.goldwin.co.jp/tnf/special/vectiv/

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